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自宅でのインターネット接続回線(情報通信総合研究所) |
情報通信総合研究所は、「インターネット・ショッピング利用実態調査V」を発表した。この調査によると、回答者の約60%がブロードバンド環境にあるという。
本調査は2002年5月14日から5月22日の期間、同研究所のWeサイト「MIN」上で実施されたもので、有効回答者数は9870人。この回答者のうち57.7%がADSLやCATV、FTTHなどのブロードバンド環境にあるという。また、ブロードバンドユーザーが利用する接続サービスのうちもっとも多いのがADSL 8Mタイプの20.4%であり、ADSL 1.5Mタイプよりも多くのユーザーを獲得している。
回線の切り替え状況で見ると、ADSL 8Mタイプのユーザーのうち92.4%が他の環境から乗り換えている一方で、CATVは27.7%が、FTTHは18%が最初からブロードバンド環境を導入している。
オークションやオンラインバンキングといったオンラインサービスの利用状況では、ADSL 8Mタイプのユーザーは他のブロードバンドユーザーよりも利用率が高い傾向にある。また、回線の切り替え状況も加えた調査結果では、最初からブロードバンド環境にあるユーザーよりも、途中からブロードバンド環境に切り替えたユーザーのほうが各種サービスを積極的に利用していることがうかがえる。
□ニュースリリース
http://www.icr.co.jp/info/press/press20020708.html
□情報通信総合研究所
http://www.icr.co.jp/index_j.html
(甲斐祐樹)
2002/07/08 17:03
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