コレガは、BAR SW-4P Proを複数のIPアドレスが割り振られるサービスに対応させた正式版のファームウェアをWebサイトで公開した。しかし、公開後すぐにバーチャルサーバ機能の一部に不具合が見つかったとして、お詫びとともに回避方法なども掲示した。
公開されたバージョンは「Ver.1.10」。複数のグローバルIPアドレスを割り当てるサービスに対応した「Unnumbered IP」、複数IPアドレスを割り当てるサービスと同時にLAN側にプライベートIPアドレスのネットワークを混在させる「Unnumbered IP+Private IP」機能も搭載した。また、バーチャルサーバー機能では、ポート番号を範囲で指定できるようにした。そのほか、ベータ版で確認された不具合の修正を行なった。
なお、公開後に見つかったバーチャルサーバー機能の不具合は、開始ポートと終了ポート番号の間に、32768~33767の数値を入れると動作が不安定になる場合があるというもの。同社では対策として、この数値を指定しないように呼びかけるともに、不具合を修正したファームウェアの準備を進めていくという。
□ルータ用ファームウェア
http://www.corega.co.jp/support/download/router_barfarm.htm
□関連記事:コレガ、複数の固定IPに対応したルータ「SW-4P Pro」のファームウェア
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/28/corega.htm
□コレガ
http://www.corega.co.jp/
(正田拓也)
2002/07/12 16:52
|