アッカ・ネットワークスは、7月24日から8月15日までに現在の8MタイプのADSLサービスの通信速度を下り最大10Mbpsとすると発表した。この期間内に順次NTT局舎にあるアッカ・ネットワークスのDSL設備をバージョンアップする。
7月24日に対応するのは東京都内の12NTT局(牛込、東京落合、茅場兜、京橋、霞ヶ関、神田、銀座、九段別棟、芝、渋谷、志村、自由が丘)で、その後は8月15日までに現在の8Mタイプのエリアすべてにあたる全国534NTT局で対応を完了する予定という。
下り最大通信速度が10Mbpsとするためには、アッカ側の設備のバージョンアップのほか、アッカから提供される富士通製のルータタイプADSLモデムを使用し、ADSLモデムのファームウェアを10Mbps対応のものに変更する必要がある。
また、8Mbps超の速度を期待できるユーザーは、アッカによると現時点でDSLリンク速度が8Mbps以上、線路距離が2km以内、伝送損失が24dB以下とされている。さらに、10Mbpsの速度が出る可能性は線路距離が1.3km以内、伝送損失が17dB以下という条件が付けられている。
□ニュースリリース
http://www.acca.ne.jp/release/020719.html
□アッカ・ネットワークス
http://www.acca.ne.jp/
(正田拓也)
2002/07/22 11:47
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