東北電力グループの東北インテリジェント通信とコアネット東北は、8月から仙台市内のブロードバンド利用者を対象にコンテンツ配信実験を行なう。7月中には市内のCATVインターネット接続サービスやADSLの利用者から、実験に参加するモニターを合計400世帯程度募集する予定。
この配信実験では、ブロードバンドコンテンツに対するユーザーニーズの測定や、配信設備の性能評価などを目的としており、おもに映像のオンデマンド配信について検証を実施。Windows Media Player用の300kbps~1.5Mbps、4.5MbpsのMPEG-2形式で映像を提供する。
また東北電力と東北インテリジェント通信が共同で行なうFTTH試験サービスのモニターも実験コンテンツの視聴が可能。なおFTTH試験サービスのモニターはすでに募集を終了している。
具体的に配信されるコンテンツは、ショート・ムービーや地域向け情報など。地域イベントについてはライブ配信も計画しており、こちらは配信実験モニターだけに限らず広くインターネットユーザー向けに提供できるよう検討するという。
実験期間は2003年1月頃までの約半年程度。配信モニターの募集は仙台市内のCATV事業者や東北インテリジェント通信のWebサイト上で行なう。実験用ポータルサイト「B-port」は8月7日前後に正式オープンとなる見込みだ。
□ニュースリリース
http://www.tohknet.co.jp/news/news15.html
□B-port(8月7日オープン予定)
http://www.b-port.jp/
□東北インテリジェント通信
http://www.tohknet.co.jp/
□コアネット東北
http://www.corenet-t.co.jp/
(森田 秀一)
2002/07/23 15:05
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