シマンテックは、7月度のウイルス被害ランキングを発表した。それによると、国内・全世界ともにW32.Klezが1位となり、7月に国内で大流行したW32.Frethem.L@mmも上位にランクインした。
Klezはの被害件数は国内で1469件、全世界では4万3257件でトップ。2位は国内ではW32.Frethem.L@mmで215件、全世界ではJS.Exception.Exploitが5911件で2位となった。また、全世界でもW32.Frethem.L@mmは4位で3642件の被害報告があがっている。
Symantec Security Responseでは、プレビュー感染を防ぐためにメールソフトやWebブラウザのセキュリティホールをなくすことが基本だとコメント。また、プレビュー感染を防いだ後は個人の危機意識が重要になるとし、添付ファイルの扱いには注意するよう指摘し、具体的な注意点として、拡張子が2つついたファイルはウイルスやワームが潜んでいる可能性が高いと警告している。
□ニュースリリース
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year02/020805.html
□シマンテック
http://www.symantec.co.jp/
(正田拓也)
2002/08/05 13:23
|