ソニーは、ブロードバンド専用サイト「adTV（アドティービー）」の正式サービスを8月21日より開始する。ソニーのショールーム情報やロボットの紹介映像などの動画を、1Mbps以上の帯域で配信していく。

　adTVは4月1日からテスト運用を行なっており、今回の正式サービス開始はコンテンツの充実やデザインの一新を図った上で実施される。世界中のソニーグループのニュースやイベント情報、商品情報などを動画で配信、言語も現在用意されている日本語と英語に加えて他言語も用意することで、世界に向けてソニーから情報発信を行なっていくという。

　配信帯域はコンテンツによって異なるものの、基本的には1Mbps以上となる。500kbpsで視聴することもできるが、ソニーではadTVのコンテンツをより楽しむために1Mbps以上で視聴することを勧めている。視聴に利用するプレイヤーは、Windows Media Player、RealPlayer、Macromedia FLASH Playerの3種類。

　8月21日の正式サービスと同時に配信されるコンテンツは、世界各地のソニーショールームを紹介する「Sony Space Tour」、ソニーのTVCMを視聴できる「Sony TVCM Cruise」、AIBOやSDRといったソニー製のロボットを紹介する「Robot Box」といったソニー情報に加え、ブロードバンド英会話サービス「e-English Gym」、TBS系列でテレビ放映中の「世界遺産」ダイジェスト版、最新映画情報を紹介する「スター・チャンネル」など。今後はイベントのライブ中継やユーザーが参加できるコンテンツを用意、週2回程度の割合で更新していく予定だという。

□adTV
http://www.sony.net/adtv/（8月21日～）
□ソニー
http://www.sony.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/08/20 15:55