東京通信ネットワーク（TTNet）は、パワードコムの「Powered Internet ウイルスチェックサービス」を採用したメールウイルスチェックサービスを9月9日より開始する。料金は無料。

　このサービスは、シマンテックの「Symantec CarrierScan Server」を使用し、TTNetユーザーの送信・受信両方のメールについてウイルスチェックを行なうというもの。送信メールにウイルスが含まれていた場合は、該当するメールを廃棄した上で送信したユーザーへ警告メールを送信する。また、受信メールにウイルスが含まれていた場合、駆除可能であれば警告メールに駆除済のメールを添付、駆除できない場合は該当のメールを削除した上で受信したユーザーに警告メールを送付する。

　このサービスはTTNetの基本サービスとして提供されるため、利用料金などは必要ない。これについてTTNetは、自社で行なったアンケートで、「ウイルスチェックサービスが無料であれば利用する」と回答したユーザーが約65％、「有料であれば利用したくない」と回答したユーザーが約34％存在したという結果を踏まえたものだという。なお、ウイルスチェックサービスが可能なのはTTNetから提供される「***@mx*.ttcn.ne.jp」といった形式のメールアドレスのみであり、他ISPのメールアドレスに転送した場合などは対象外となる。

□ニュースリリース
http://www.ttnet.co.jp/news/news_h14/h140820.html
□TTNet
http://www.ttnet.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/08/20 17:39