アイ・オー・データ機器は、35万画素のCCDセンサーを使ったビデオチャット用のUSB接続カメラ「USB-CCDCHAT」を発表した。価格は9800円で、9月上旬より出荷される予定。

　「USB-CCDCHAT」はイメージセンサーに1/4インチ35万画素のCDDを用い、同社のビデオチャットカメラの中でもハイエンド機という位置づけ。CCDを利用することにより、C-MOSセンサーを使った機種に比べ、鮮明な映像とスムーズな動画を再現できるとしている。

　カメラの性能は、最大640×480のフレームサイズで撮影可能で、フレームレートはCIFで毎秒30フレーム、VGAで毎秒15フレームの撮影ができる。Windows MessengerやNetMeetingに対応するほか、付属の「Vchat Personal体験版」を使用することにより、プライベートIPアドレス環境でも10人まで同時にビデオや音声チャットを体験できる。また、「View Connect（mini）体験版）」も添付され、カメラの映像に変化がおきると、静止画をサーバーにアップロードし、携帯電話にメールを送信するといった遠隔監視も試すことができる。

　本体の形状は同社の30万画素のC-MOSセンサを使った「USB-CAMCHAT2」と同一で、ボディカラーを黒とした。サイズは59×40×59mm(幅×奥行×高)、重量は150g。対応OSはWindows XP/Me/2000/98SE/98となっている。なお、ノートパソコンの画面の縁にカメラを固定できるスタンドと音声チャットに利用できるヘッドセットが付属する。

□ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news/200208/usb-ccdchat.htm
□関連記事：アイ・オー・データ機器、30万画素CMOSカメラとクリップのセット
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/08/08/iodata.htm
□アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.co.jp/

（正田拓也）
2002/08/21 12:32