「鷹山」のWebサイト

　PHS「アステル東京」を手がける通信事業者の「鷹山」は9月28日から、IEEE 802.11b規格の無線LANを利用したインターネット接続サービス「Bit Stand試験サービス」を開始する。それに先立ち8月30日から9月27日まで試験サービスの無料モニターを同社ホームページで募集する。募集人員は1000名程度としている。

　試験サービスは12月までを予定しているが、その後の商用サービスの開始時期や料金については未定。試験サービスのエリアについても、東京都内の「早稲田・高田馬場周辺」「池袋駅周辺」「新宿区・渋谷区の一部」「東北沢周辺」を挙げているが、より具体的な地名などは現段階で発表していない。

　試験サービスへの応募条件は、アステル東京の営業区域（東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県）に在住もしくは所在すること。またパソコンなどの必要機器はユーザー側で用意する必要があり、数回のアンケート・各種調査に協力しなければならない。

　鷹山は東京通信ネットワークから譲り受けたPHS事業を、現在「アステル東京」ブランドとして実質的に運営する企業。無線LANとPHS、ページャー（ポケットベル）を組みあわせた「無線IP電話サービス」の提供を計画している。

□Bit Stand試験サービス モニター応募ページ（8月30日受付開始予定）
http://www.yozan.co.jp/monitor/
□鷹山
http://www.yozan.co.jp/

（森田 秀一）
2002/08/23 18:40