ヤマハは、ダイヤルアップ・ブロードバンド対応の無線ルータ「RTW65i」にVPNサーバー機能を追加し、VoIP、Universal Plug and Play(UPnP)対応させるファームウェアを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
公開された新しいファームウェアは「Rev.5.03.25」で、VoIPによるインターネット電話を使用する際には、同社が提供する「ネットボランチDNSサービス」を利用したインターネット電話の発着信に対応するほか、SIPプロトコルによりVoIPの発着信もサポートした。
VPN機能は、Windowsに標準装備されるPPTPと相互に通信でき、RTW65iに対してWindowsパソコンからアクセスしたり、ルータ間をVPNで接続することもできるもの。このほか、UPnPにも対応し、LAN側のパソコンからWindows Mssengerなどのアプリケーションを利用できる。
RTW65iは2002年1月に発売された製品。WAN側はISDN回線への接続と、イーサーネットポートによるブロードバンド接続に対応でき、IEEE 802.11bに対応した無線LANアクセスポイントを内蔵する多機能なブロードバンドルータとなっている。
□RTW65b/RTW65iファームウェアダウンロードページ
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RTW65/RevUpper.html
□ヤマハ ネットボランチ公式サイト
http://netvolante.rtpro.yamaha.co.jp/
(正田拓也)
2002/09/26 12:30
|