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2005年11月02日
ソニーグループが進めるオープン戦略
ソニーの楽曲管理ソフト「SonicStage」の最新バージョン3.3が公開されました。
ロスレス形式のATRACやWMA取り込みに対応した「SonicStage Ver.3.3」
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/11660.html
WMAとロスレスATRAC取り込みに対応したSonicStage |
本日掲載のMOOCSレビューでも触れましたが、今のところ音楽配信サービスはファイル形式によってサービスとプレーヤーが決まってしまいます。複数の形式に対応できるハードがあれば、音楽配信サービスにも選択の余地が生まれ、本当に好きな楽曲を自分で選ぶことができそう。
また、同じソニーグループのプロバイダーであるSo-netは、1日350円の公衆無線LANサービスを始めました。
So-net、1日350円でHOTSPOTとBBモバイルポイントが利用できる新プラン
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/11654.html
料金的な驚きはそれほどないかもしれませんが、毎日情報を追いかけている立場からすると「お?」と思うところも。今までSo-netは、ブログやRSSリーダーのようなWeb上のサービスはこんてんつコースでも利用できたものの、メールやインターネットに関連した接続サービスについてはSo-netの接続会員のみ対象であることが多く、月額基本料金が無料のこんてんつコースでも利用できるのは珍しいケースなのです。
ロケーションフリー「LF-PK1」 |
PSPと言えば、So-netではPSP向けの動画配信サービス「Portable TV」も提供しています。すでにバンダイチャンネルが予告めいたページを作成している通り、今後は有料での番組配信も予定されているこのサービス。現在はPC経由でしか利用できませんが、発表会ではPSPからの直接購入にも対応すると明らかにされています。PSPから直接購入できれば、外出先から好きな時に好きなコンテンツを購入できる、こちらも「ロケーションフリー」的な使い方が可能になるでしょう。今回の公衆無線LANサービスも、そのための布石のように感じました。
WMA対応のSonicStage、こんてんつコースで使える公衆無線LANサービスと、着実にサービスのオープン化を進めているソニーグループ。世間ではソニー不調の話題も取り沙汰されていますが、何か新しいことを考えているようで、今後の展開にも目が離せません。
投稿者 甲斐祐樹 : 2005年11月02日 18:17
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