付属の視聴ソフト「PCast TV for ワンセグ」。中央のビデオ画面を挟んでサブウィンドウとデータ放送受信ウィンドウという3パート構成
DH-KONE/U2Sに付属する視聴ソフト「PCast TV for ワンセグ」も以前の製品に比べると大きく進化しているようである。受信した映像や録画した映像を表示するビデオ画面を中心に、チャンネル情報や番組表などを表示するサブウィンドウ、それにデータ放送を受信するウィンドウという3パート構成。すべてを表示させると情報量が多くなり、煩雑に感じることもあるが、サブウィンドウとデータ放送ウィンドウは必要に応じて隠すことができるので、ムダにデスクトップを占有されることはない。
まず、アンテナ一体型なのでセットアップが非常に簡単。「PCast TV for ワンセグ」がインストールされていさえすれば、ケーブルをパソコンのUSBポートに差し込むだけで即座に使えるようになるのだ。もちろん、受信状況さえ良ければUSBフラッシュメモリ型もこれと同じだ。しかし、外出先でノートパソコンを広げ、放送を視聴するとなるとオフィス内、あるいはカフェやファストフード店といった室内がメイン。筆者の経験から言えば、こういった場所では電波が弱く、十分な感度を得るためには外部にアンテナを接続しなければならない場合が多い。つまり、一手間余計にかかってしまうのである。