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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
DION、フレッツコースで携帯電話向けメール規制サービスを導入

 KDDIは7日、同社が運営するISP「DION」でフレッツサービスをアクセス回線とする会員から携帯電話ユーザー(NTTドコモ、au、ツーカーグループ、ボーダフォン)宛に送信されるメールについて、「Outbound Port25 Blocking」を適用すると発表した。

 Outbound Port 25 Blockingとは、DIONの用意したメールサーバーを経由せずに送信しようとするメール送信のトラフィック(SMTPが使用する25番ポート)を遮断するもの。迷惑メールの規制手法としていくつかのISPで導入している。

 NTT東日本・西日本が提供するフレッツサービスをアクセス回線とするすべてのコースが対象で、11月中旬よりエリアごとに順次実施する。光プラスやメタルプラスなどフレッツコース以外のコースについては、迷惑メールの状況に応じて対応を検討するという。

 このほか、すべての利用コースで、DIONのメールサービスを利用して送信するメールのトラフィックコントロールを実施。大量メール送信を検知した場合は、送信量の調整を行なう。携帯電話向け以外のメールもトラフィックコントロールの対象となる。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0907a/

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(増田 覚)
2005/09/07 19:06
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