Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
バッファロー、旧11a無線LAN機器を新11aに対応させるツールを21日に公開

21日提供を予定するバージョンアップツール
 バッファローは、従来のIEEE 802.11a(J52)に対応した無線LAN機器について、新しいIEEE 802.11a(W52)へとチャネルを変更できる無償バージョンアップツールの公開を10月21日に開始する予定だと発表した。

 バージョンアップツールを利用することで、無線LAN機器で使用するIEEE 802.11aチャネルを従来のJ52から、電波法改正後のW52へと自動で変更できる。なお、新たに追加された5.25~5.35GHz帯(W53)には対応しないほか、バージョンアップ後はJ52へと使用チャネルを戻すことはできない。

 当初の対応機種は、無線LANルータ「WHR2-A54G54」「WHR3-AG54」、法人向け無線LANアクセスポイント「WLM2-A54G54/HA」「WLM2-A54G54/H」「WLM2-A54G54」「WLAH-A54G54」、無線LANカード「WLI-CB-AG54L」の合計7機種。いずれもバージョンアップ後は型番が変更され、無線LAN機器の設定情報はバージョンアップ後も引き継がれる。ただし、外部に保存した設定ファイルについては利用できなくなる。

 また、無線LANルータ「WER-A54G54」「WER-AG54」、無線LANカード「WLI-CB-AG54」、無線LANコンバータ「WLI2-TX1-AG54」の各製品についても、11月以降にバージョンアップツールの公開を予定。加えて、法人向け製品に関してはW52/W53の両方に対応させる有償アップグレードサービスを10月31日まで行なっている。

 なお、製品の型番が変更されるため、アクセスポイント集中管理ソフト「AirStation Admin Tools(WL-ADT)」で設定情報の反映できないという。また、無線LANモニタリングツール「AirStation Monitor」に関しては、新11aチャネルに対応したバージョンを後日公開するとしている。

[UPDATE]
 バッファローでは20日、「WHR2-A54G54」「WHR3-AG54」「WLAH-A54G54」「WLI-CB-AG54L」向けのバージョンアップツールを公開した。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2005/000081.html

関連記事
バッファロー、電波法改正による新11aに対応した無線LANルータやカード
「法改正でIEEE 802.11aの既存製品と新製品がつながらなくなる?」
IEEE 802.11aチャネル変更に対するバッファローの取り組み

バッファロー、周囲の無線LAN状況を確認できるツール


(村松健至)
2005/10/20 12:27
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.