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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
情報通信審議会、DSL回線の24時間保守メニューについて認可

 情報通信審議会は、NTT東日本および西日本が申請したDSL回線の24時間保守メニューについて、認可が適当との答申を行なった。総務省ではこれを受けて接続約款変更の認可を行なう。

 従来までNTT東西のダークファイバーや専用サービスは営業時間以外でも故障修理を行なう保守メニューが用意されていたのに対し、電話回線を他事業者に提供するドライカッパについては営業時間のみ故障修理を受け付けていた。今回認可された接続約款の変更では、ドライカッパについても24時間故障修理を受け付ける保守メニューを新設している。

 24時間保守メニューの接続料金は、他のDSL回線やISDN回線に影響を及ぼさないとする第1グループの場合でNTT東が1,761円、NTT西が1,881円。影響を及ぼす可能性がある第2グループの場合、NTT東が2,613円、NTT西が2,793円となる。接続料は、メタル回線とMDFのコストに保守換算係数の1.06を乗じて算定されている。

 情報通信審議会が行なった意見募集では、イー・アクセスが「ドライカッパは専用線としての利用を想定されているため、24時間保守メニューによって品質の高いサービスが提供できる」と約款変更に賛成している。


関連情報

URL
  総務省 報道発表資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030617_1.html

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(甲斐祐樹)
2003/06/17 19:30
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