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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東西、Bフレッツ ワイヤレスで利用するAC電源アダプタで発熱の不具合

NBG-299A外観とシール添付位置
 NTT東日本およびNTT西日本は、無線によるインターネット接続サービスで利用する宅内無線装置のAC電源アダプタについて、まれに発熱が原因で電源供給ができなくなる場合がある不具合があると発表した。対象台数は、NTT東日本が179台、NTT西日本が2,623台(6月21日時点)。

 この不具合は、NTT東日本が提供する「Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ」およびNTT西日本の「Bフレッツ ワイヤレスタイプ・ワイヤレスファミリータイプ」で利用する宅内無線装置「BFLETS-WIPAS2-WT-E」のAC電源アダプタ「NBG-299A」で発生するもの。1年以上継続して使用した場合に、ごくまれに発熱して通信できなくなる。

 NTT東西によれば、製造工程の誤りで一部部品で劣化が進んだことが原因だという。なお、NBG-299A本体部は難燃性材料を使用し、安全器が作動するため発火の恐れはないとしている。ただし、発熱部分に直接触れた場合にはやけどの恐れがあるとして、発熱などを確認した場合には発熱部分に触れないように注意しながら電源プラグをコンセントから外し、窓口に連絡するよう呼びかけている。

 該当する利用者に対しては、書面または電話で早急に連絡を行ない、正常に動作する代替品と無償で交換する。両社では、同様の不具合が発生しないよう、製品の評価・検査体制を強化して再発防止に取り組む考えだという。


宅内無線装置の構成イメージ

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URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0706/070622b.html

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(村松健至)
2007/06/22 15:34
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