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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
東芝、無線LAN搭載の新gigabeat。音声Podcastの直接ダウンロードが可能

gigabeat Tシリーズ。マグネシウム合金フレームを本体内部に採用、表面サイズはクレジットカード大だという
 東芝は、IEEE 802.11b/gの無線LAN機能を搭載したポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat T401」を10月5日に、無線LAN機能非搭載の「gigabeat T401S」を9月7日に発売する。オープンプライスで、同社直販サイト「Shop 1048」の価格はgigabeat T401が29,800円、gigabeat T401Sが24,800円。

 今回発表されたgigabeat Tシリーズ2製品は、どちらも4GBのフラッシュメモリを内蔵したポータブルオーディオプレーヤー。gigabeat T401は、IEEE 802.11b/gの無線LAN機能を搭載した製品で、無線LANアクセスポイントに製品単体で接続。音声によるPodcastコンテンツをPCを介することなく直接ダウンロードできる。今後は動画コンテンツのダウンロード対応も検討するという。なお、対応する無線LANセキュリティはWEPとWPA、WPA2。

 無線LAN機能以外の仕様は同一で、どちらもOSにWindows Mobile Softwareを採用。ディスプレイには2.4型QVGA TFTカラー液晶を搭載し、表示色は最大26万色、明るさは5段階から調整できる。本体色はT401がブラック、T401Sがブラック/ホワイト/レッドの3色を用意する。

 再生可能なファイル形式は、音声がMP3/WAV/WMA/WMA 9 Lossless、動画がWMV、画像がJPEG(最大9,000×6,000ピクセル)。著作権保護技術にはWindows Media DRM 10(WM DRM10)をサポートし、音楽/映像配信サービスで購入したWM DRM10対応コンテンツを転送・再生できる。また、Windows Media Player 11/10から各ファイルの転送が行なえる。

 音質面では、九州工業大学と共同開発した音質改善技術「新H2Cテクノロジー」を採用。楽曲ファイルのデータ圧縮時にカットされた高音域を補完する「Professionalモード」、低音域を強調する「Dynamicモード」の2モードを用意する。このほか、アコースティックやクラシックなど8種類のイコライザーといった機能も搭載した。

 PCとの接続インターフェイスはUSB 2.0/1.1。連続再生時間は音声が約16時間で、動画が約5時間。本体サイズは54.0×9.9×85.6mm(幅×奥行×高)で、重量は約58g。対応OSはWindows Vista/XP/XP MCE。製品にはヘッドフォンとUSBケーブル、ソフトウェアCD-ROMが付属する。


gigabeat T401Sはブラック以外にホワイト/レッドカラーもラインナップする こちらはレッド

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_08/pr_j2801.htm
  製品情報
  http://www.gigabeat.net/mobileav/audio/lineup/t-series.htm

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(村松健至)
2007/08/28 16:21
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