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(左から)HT1100とF1100
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NTTドコモは30日、Windows Mobile 6をOSに採用したFOMA端末として、HTC Nippon製の「HT1100」と富士通製の「F1100」を発表した。どちらも2007年度 第4四半期の発売を予定する。
HT1100とF1100は、マイクロソフトのOS「Windows Mobile 6」を採用したFOMA端末。エディションは、HT1100がProfessional、F1100がStandard。どちらもHSDPAによる下り最大3.6Mbpsの通信が可能な「FOMAハイスピード」、スマートフォン用パケット定額サービス「Biz・ホーダイ」に対応するほか、スライド式テンキーやセキュリティスキャン機能を搭載している。
■ YouTube Mobileなどの映像を再生可能な「HT1100」
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HT1100
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HT1100は、アクティブなビジネスパーソンをターゲットに据えた端末で、3Dキューブメニューをタッチパネルで回転操作する「TouchFLO」を搭載。スタイラスを利用せずにメニューの呼出や切り替え操作などが可能で、Webブラウザやメール画面、フォトアルバムでは指によるスクロール操作も行なえる。
また、YouTube Mobileをはじめとした動画コンテンツをストリーミング再生できる「ストリーミングメディア」や、プレイリストの作成やライブラリの自動更新が可能な「オーディオプレーヤー」、時計や天気、連チャーなどを表示できる待ち受け画面「HTC Home」を用意。加えて、Internet Explorer MobileやOutlook Mobile、Office Mobile、Windows Media Player 10 Mobileなどのアプリケーションを搭載する。
本体画面は、QVGA表示が可能な約2.6型TFT液晶モニター。また、WORLD WING(3G+GSM・GPRS)にも対応する。このほか、2個のカメラやFMラジオチューナー、Bluetooth機能、microSDカードスロットも備えた。
本体サイズは、55×16.5×107mm(幅×厚×高、スライド閉時)で、重量は約120g。本体色はスマートブラックとパールホワイトの2色。
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本体背面
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側面
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■ 11a/b/g無線LAN機能やセキュリティ機能を備えた「F1100」
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F1100
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F1100は、法人ユーザーを対象にした端末。IEEE 802.11a/b/gに準拠した無線LAN機能を搭載するほか、企業IP内線電話としての利用やプレゼンス機能などにも対応する。セキュリティ面では、指紋認証による端末ロック解除機能、遠隔データ初期化機能、パスワードマネージャなどをサポートした。
主なアプリケーションは、Internet Explorer MobileやOutlook Mobile、Windows Media Player 10 Mobile、バーコードリーダなど。また、microSDカードスロットやBluetooth、130万画素のカメラ機能も備える。本体画面はQVGA表示が可能な約2.6型TFT液晶モニター。本体サイズは51×16.9×112mmで、重量は約130g。本体色はダークワインの1色。
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本体背面
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側面
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■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/070830_00.html
HT1100 製品情報
http://www.nttdocomo.co.jp/product/business_model/ht1100/index.html
F1100 製品情報
http://www.nttdocomo.co.jp/product/business_model/f1100/index.html
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(村松健至)
2007/08/30 16:30
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