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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソニー、動画再生やノイズキャンセルに対応する「ウォークマンS」新製品

 ソニーは、1.8型カラー液晶ディスプレイを搭載する動画再生に対応した「ウォークマンSシリーズ」新モデルを10月20日に発売する。オープンプライスで、店頭予想価格はノイズキャンセリング機能を備えた「NW-S710Fシリーズ」が17,000円前後から、非搭載の「NW-S610Fシリーズ」が14,000円前後から。

 ウォークマンSシリーズの新モデルは、NW-S710Fシリーズが8GB/4GB/2GBモデルの3製品、NW-S610Fシリーズが4GB/2GBモデルの2製品。ノイズキャンセリング機能の有無以外の仕様はほぼ同一で、FMラジオチューナーも搭載する。店頭予想価格は、NW-S710Fシリーズの8GBモデルが27,000円前後、4GBモデルが21,000円前後、2Gモデルが17,000円前後、NW-S610Fシリーズの4GBモデルが18,000円前後、2GBモデルが14,000円前後。


ウォークマンSシリーズ新モデル。本体色はNW-S710Fがホワイトピンク/ブルー/レッド/ブラックの5色、NW-S610Fがシルバー/ブルー/ピンクの3色を用意する

製品には「MDR-EX90SL」と同口径のヘッドフォンが付属する
 1.8型のTFTカラー液晶ディスプレイを搭載し、MPEG-4 AVC(H.264)およびMPEG-4形式の動画再生に対応した製品。動画ファイルの転送には、付属のソフトウェア「Media Manager for WALKMAN」を使用する。また、JPEG形式の画像再生が可能で、表示可能なサイズは4,000×4,000ピクセルまで。

 音声ファイルは、MP3/WMA/AAC/HE-AAC/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM形式の再生が可能。ただし、著作権保護されたWMAとAACファイルは再生できない。音質面では、同社独自の高音域補完技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」やヘッドフォン出力時の音の混在を抑制する「クリアステレオ」、音の歪みを抑制する「クリアベース」、5バンドイコライザやバーチャルフォンテクノロジー(VPT)などをサポートした。

 操作面では、16枚のアルバムジャケット画像を同時表示して検索できる検索機能のほか、50音順表示、カナや英数字によるイニシャルサーチに対応。このほか、ポータブルオーディオプレーヤーからウォークマンSシリーズに直接録音できる「ダイレクトエンコーディング」機能、同社のネットジュークから1ボタンで楽曲転送できる機能などを備える。なお、ダイレクトエンコーディング機能で録音した楽曲は、SonicStage CPを通じてパソコンに取り込むことが可能だという。

 本体サイズと重量は、NW-S710Fシリーズは約42.0×11.5×79.5mm(幅×奥行×高、最大奥行13.0mm)で約52g。NW-S610Fシリーズは、約42×11.5×79.5mmで約50g。パソコンとは、WM-PORTを介してUSB 2.0で接続。充電はUSB経由で、1.5時間で80%充電、約3時間でフル充電が可能。連続再生時間は、音声がMP3の場合で約33時間、ATRACが約30時間、動画が約9.5時間。

 製品には、大口経13.5mmのドライバユニットを採用した密閉型ヘッドフォン、ヘッドフォン延長コード、ISBケーブル、ソフトウェア収録のCD-ROM、イヤーピース、取扱説明書などが付属。対応OSは、Windows Visata/XP。

 合わせてソニーでは、ウォークマンSシリーズに対応したケースやアームバンドなどを発売する。


NW-S710Fシリーズのノイズキャンセリングスイッチは本体上面に装備 クリアケースやアームバンドなどのオプション品も発売する

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200709/07-0911/

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(村松健至)
2007/09/11 14:17
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