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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ODNの顧客情報511件がWinny経由で流出。クレジットカード情報も

 ソフトバンクテレコムは、同社の顧客情報551件がP2Pファイル交換ソフト「Winny」経由で流出していたと発表した。該当ユーザーに対しては個別に連絡を行なうとしている。

 今回の情報流出は、2004月1月まで同社に従事していた元業務委託社員が無断で顧客データを持ち出しており、同委託社員の保有する顧客データが保存されたPCがウイルスに感染したためにWinnyのネットワーク上に流出した。ソフトバンクテレコムが9月18日時点で同社の顧客データが流出していることを確認して流出が明らかとなり、その後の社内調査によって流出した情報の件数や項目について確認したという。

 流出情報に含まれていたのは、2003年までにISP「ODN」を契約したユーザーのうち、氏名のみが411件、氏名とユーザーIDまたはメールアドレスが79件、氏名および電話番号/住所/クレジットカード会員番号のいずれかが61件の合計511件。また、流出した情報に含まれていたクレジットカード会員番号は10件であったとしている。現時点では流出した情報の不正使用等の事実は確認していないほか、信用情報は含まれていないとしている。

 該当するユーザーには今後速やかにお詫びと事情説明を行なうほか、ユーザーからの問い合わせも受け付け、情報流出に該当するかどうかを調査して回答するとしている。また、業務委託先を含め全社員に対してユーザー情報の管理教育を再度徹底することで再発防止を図るとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.softbanktelecom.co.jp/release/2007/sep/0921/index.html

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(大久保有規彦)
2007/09/21 17:31
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