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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| WiMAXフォーラム 日本オフィス、WiMAXの普及推進に向けて組織体制を強化 | ||||||||||||||||
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WiMAXフォーラム 日本オフィスは12日、日本国内でのWiMAX普及推進に向けて活動を強化すると発表した。これに合わせて、組織体制の再編も行なわれる。 ■ 認証および地域ワーキングループを新たに設置。合計4グループ体制に
オフィス内に設けられるワーキングループは、新たに2グループを追加設置。設立当初からある「技術・制度ワーキングループ」と「マーケティング・ワーキンググループ（旧：アプリケーション・マーケティングワーキングループ）」に、「認証ワーキングループ」と「地域ワーキンググループ」を加えた合計4グループ体制になる。 日本オフィス代表を務める齊藤忠夫 東京大学名誉教授は、今回の新体制に関して「日本での活動を一層具体化して進めるため」と発言。3月11日には日本オフィスの総会も行なわれ、こうした方針が確認されたとした。 続けて、各ワーキンググループの概要と活動項目も説明された。技術・制度ワーキングループでは、モバイルWiMAX普及の阻害要因になる規制上の問題を明らかにし、解決策と規制当局に働きかけを行なっていく。具体的には、海外購入の端末を日本でも利用できるようにWiMAXフォーラムの担当ワーキンググループと連携するほか、端末認証や電波利用料のあり方などを検討する。 マーケティング・ワーキンググループは、WiMAXの普及推進を目的に家電製品へのWiMAX搭載や地域バンドにおけるWiMAX、700/900MHz帯や3.5GHz帯といった新たな周波数帯への対応を重点項目に据える。 認証ワーキンググループは、技術・制度ワーキングループ内で設置準備が進められ、今回独立したワーキングループとなったもの。他国で設置済みの認証ラボを国内にも開設できるよう支援活動をしていくほか、全国バンド免許を持つKDDI系のUQコミュニケーションズや地域バンド系事業者、基地局・端末ベンダーとの連携も行なう。 地域ワーキングループは、地域バンドを利用してWiMAXサービスを開始する事業者の支援が目的。全国バンド事業者との干渉を調整するためのガイドラインや、サービス展開に向けたガイドラインを作成していくという。
■ WiMAX認定製品は2011年に390製品。2GHz帯に関しては現時点で予定なし
企画担当の副代表を務めるインテル 研究開発本部 主幹研究員の庄納崇氏は、「WiMAXの規格はオープンであり、企業規模に関係なく製品開発に参入できる。そして、WiMAXフォーラムでは各社が開発した製品に対して、確実な相互接続性を確保させるのが最大のミッションである」と語った。 WiMAX認証機器に関しては、2008年内に100製品が認定を受ける見込みだという。以降も順調に増加する見通しを示し、PCカード以外の携帯端末を含めて「2011年には390製品程度になるだろう」と庄納副代表は説明した。 周波数帯に関しては、地上波放送のデジタル移行に伴って世界的に700MHz帯の空きが生まれることから、2008年2月に700MHz帯をプロファイルに追加することを決定したという。また、900MHz帯および3.5GHz帯も新たな周波数帯として挙げられている。 なお、アイピー・モバイルが返上した2GHz帯に関して「2GHz帯に関する動向が国際的に広がりを見せ、WiMAXフォーラム内で合意が得られればプロファイルに加える可能性はある。ただし、現時点ではそういう方向にはない」とした。
■ ＵＲＬ WiMAXフォーラム 日本オフィス http://www.wimaxforum.jp/ ■ 関連記事 ・ WiMAXフォーラムが日本オフィスを設立。日本での活動を強化 ・ ワイヤレスブロードバンド企画が事業会社化。新社名などを発表 （村松健至） 2008/03/12 14:29 |
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