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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ニフティ、スパムブログの自動判別技術を開発。国内ブログの4割がスパム

 ニフティは26日、スパムブログを自動判別できるフィルタリング技術を開発したと発表した。

 今回発表した技術は、ニフティの研究機関であるニフティ研究所が開発したもので、アフィリエイトの広告収入を得ることや、特定のWebサイトへ誘導することを目的として作成されたブログを、複数のフィルタリング技術を組み合わせることでフィルタリングできるという。また、スパムブログを自動的に判別する技術もあわせて開発したとしている。これらの技術は、ニフティのブログ評判分析サービス「BuzzPulse」、および「BuzzPulse」のオンラインサービス「BuzzSeeQer」に搭載する予定だ。

 スパムブログについては、他ブログやニュース記事、注目されているキーワードの検索結果などの引用を自動的に取得している「引用スパム」、アフィリエイトリンクを大量に自動掲載している「アフィリエイトスパム」、文章をフレーズ単位で機械的に組み合わせて生成している「ワードサラダ」を「自動生成系」と定義。わいせつな内容の「わいせつ記事」、出会い系サイトの運営や入り口となっている「出会い系」、ワンクリック詐欺の運営や誘導を行なっている「ワンクリック詐欺」といった「アダルト系」として定義している。

 また、ニフティ研究所は今回開発したスパムブログフィルタリングの技術を利用したスパムブログについての自主調査結果を公表した。調査は、BuzzPulseで分析対象である国内の約9割強に相当するとする4.5億件のブログ記事のうち、2007年10月から2008年2月の各月ごとにそれぞれ約10万記事をサンプリングして行なったもの。2007年10月は39.3%、2007年11月が40.1%、2007年12月が39.7%、2008年1月が39.9%、2008年2月が40.5%という結果となり、5カ月間の平均で約40%のブログがスパムブログであったとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.nifty.co.jp/cs/07shimo/detail/080326003337/1.htm

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(大久保有規彦)
2008/03/26 12:26


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