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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソニー、専用スピーカー付属などウォークマンSシリーズ新モデル

 ソニーは、ウォークマンSシリーズの新製品として、専用スピーカーが付属するモデルなど3シリーズ8製品を10月11日より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。


専用スピーカー付属やノイズキャンセルリングモデルなどを用意

専用スピーカーが付属する「NW-S630FKシリーズ」。カラーバリエーションはNW-S630Fシリーズと同じ4色展開
 今回発表されたのは、「NW-S630Fシリーズ」の4/8/16GBモデルと、専用スピーカーが付属する「NW-S630FKシリーズ」の4/8GBモデル、ノイズキャンセリング機能を備えた「NW-S730Fシリーズ」の4/8/16GBモデルの合計8製品。いずれもオープンプライスで、店頭予想価格はNW-S630Fシリーズが容量順に1万4000円/1万8000円/2万4000円前後、NW-S630FKシリーズが1万8000円/2万2000円前後、NW-S730Fシリーズが1万7000円/2万1000円/2万7000円前後になる見込み。

 3シリーズともに、2.0型TFTカラー液晶ディスプレイを搭載し、音楽や動画、写真の再生に対応。FMチューナーを搭載しており、FMラジオも楽しめる。本体メニュー画面には「ポッドキャストライブラリ」を用意し、ウォークマンとして初めて音声および動画Podcastの利用をサポート。レジューム再生にも対応する。なお、転送には付属の「Media Manager for WALKMAN Ver.1.2」を使用する。

 また、雰囲気や気分に合わせた楽曲を自動再生する「おまかせチャンネル」機能を、ポータブル機として初めて採用。同機能は、保存楽曲を曲調などから11チャンネルに自動分類して、気分や雰囲気、時間帯に合わせてシャッフル再生するもので、ネットジュークで搭載されている。

 音質面では、独自の高音域補完技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」、ヘッドフォン出力時の音の混在を抑制する「クリアステレオ」、音の歪みを抑制する「クリアベース」、5バンドイコライザやバーチャルフォンテクノロジー(VPT)などをサポート。全モデルで大口経13.5mmのドライバユニットを採用したヘッドフォンが付属する。


(左上から時計回りに)NW-S630Fシリーズはホワイト/ピンク/ブルー/ライムグリーンの4色を用意 (左上から時計回りに)NW-S730Fシリーズはゴールド/ピンク/ブラック/レッド

 NW-S730Fシリーズでは加えて、ノイズキャンセリング機能もサポート。別売録音ケーブル「WMC-NWR1」を利用して接続した他機器の音楽などにノイズキャンセルをかけられる「外部入力モード」や、音楽を再生していない場合でも周囲の騒音を低減できる「サイレントモード」が利用できる。

 機能面では、10種類の壁紙やテーマカラーの組み合わせ、フォトライブラリに転送した写真を壁紙設定できるなど、ユーザーインターフェイスのカスタマイズ機能を搭載。また、CDやMDから直接録音できる「ダイレクトエンコーディング」機能を備える。このほか、ソニーのBlu-ray Discレコーダの録画番組転送機能、au携帯電話で取得した「着うたフル」をPCやネットジュークなどに取り込み、ウォークマンに転送できる機能も用意する。

 対応ファイル形式は、音声がMP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM/AAC/HE-AAC、映像はAVC(H.264/AVC)/MPEG-4/Windows Media Video 9で、画像はJPEG(最大4000×4000ピクセル)。なお、著作権保護されたWMAおよびAAC、Windows Media Video 9ファイルの再生には対応しない。

 本体サイズは約42.9×7.5×89.5mm(幅×奥行×高)で、重量は約46g。対応OSはWindows Vista SP1以降/XP SP2以降で、PCとはWM-PORTを介してUSB 2.0で接続する。楽曲管理ソフトは「SonicStage CP」を使用する。また、電源はUSB充電となり、約1.5時間で80%充電、約3時間でフル充電が可能。電池持続時間は、音楽が最大約40時間、動画が最大約10時間になる。


ウォークマン連携やDLNA対応の「ネットジューク」新製品も発売

 合わせて同社では、DLNA機能を持ったHDDコンポ「ネットジューク」2製品を10月18日に発売すると発表。いずれもオープンプライスで、MDドライブを搭載した「NAS-M700HD」が8万5000円前後、MDドライブ非搭載でスピーカーネットの着せ替えに対応した「NAS-D500HD」が6万5000円前後。

 どちらも160GBのHDDを搭載したHDDコンポ。DLNA 1.0に準拠したホームネットワーク機能を備えるほか、音楽配信サービス「エニーミュージック」の利用にも対応。また、ウォークマンを直接接続できるWM-PORT端子を備え、PCレスで楽曲転送も行える。このほか、LISMOオーディオ連携機能に対応したau携帯電話をUSB接続して、楽曲転送できる機能も備える。

 本体サイズは285×285×143mmで、重量はNAS-M700HDが約5.6kg、NAS-D500HDが約5.0kg。有線LANインターフェイスとして、10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載する。


NAS-M700HD NAS-D500HDの利用イメージ。本体色はホワイト/シルバーを用意

関連情報

URL
  ウォークマンSシリーズ ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200809/08-0908/
  ネットジューク ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200809/08-0908B/

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(村松健至)
2008/09/08 15:28


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