Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
松下、屋外で利用できるネットワークカメラ。LAN給電もサポート

BL-C161KT
 松下電器産業は、家庭向けネットワークカメラ「BL-C161KT」を10月10日に発売する。オープンプライスで、店頭想定価格は5万円前後。

 BL-C161KTは、JIS C0920 防水保護等級3に対応し、屋外の設置が可能なネットワークカメラ。軒下など直射日光や風雨が直接当たらない場所に設置可能で、玄関や庭先、駐車場などを自宅や外出先などから確認できる。

 映像の動きを検知する「動作検知」、熱の変化で人などの存在を検知する「人感(熱)センサー」に加えて白色LEDライトを搭載。センサーが検知した際にLEDを点灯することで侵入者などを威嚇できるという。

 カメラの映像はPCや携帯電話のほか、パナソニック オートモーティブシステムズ製のカーナビ「ストラーダ」の「CN-HX1000D」「CN-HW1000D」「CN-HW830D」でも視聴可能。ストラーダで視聴する際は別途Bluetooth対応の携帯電話や情報端末などが必要になる。

 ダイナミックDNSサービス「みえますねっとサービス」、携帯電話からカメラの映像が確認できる「みえますねっとLiteサービス」にも対応。みえますねっとLiteサービスではカメラの画像を定期的にサーバーへアップロードする機能、動作検知時にデータをアップロードするともに警告メールを指定したアドレスへ送信する機能なども備える。料金は「みえますねっと」が月額1029円から、みえますねっとLiteが30日間315円から。

 撮影素子は1/4インチで約32万画素のCMOSイメージセンサーで、動画形式はMotion JPEGとMPEG-4に対応。Motion JPEGとMPEG-4の同時利用にも対応する。画面サイズは640×480ドット、320×240ドット、192×144ドットの3種類で、フレームレートは電源周波数設定 60Hzの時で最大30fps、50Hz設定時で最大25fps。屋外モデルのため、パン・チルト機能などは備えていない。

 ネットワークインターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX×1ポートの有線LANを搭載し、同梱の送電装置を利用することでLANケーブル経由での給電が可能。ドアや窓とサッシの間を通すための薄型LANケーブルや防水キャップ、自己融着テープなども同梱する。

 本体サイズは約108×約64×148mm、重量は約495g。通信プロトコルはIPv4/IPv6対応で、OSはIPv4利用時でWindows Vista/XP/2000、IPv6利用時でWindows Vista XP SP1以降をサポートする。


関連情報

URL
  松下電器産業
  http://panasonic.jp/

関連記事
松下、MPEG-4撮影やIPv6に対応した家庭用ネットワークカメラの新モデル
松下、ホームネットワークが利用できるカーナビ「ストラーダ」新モデル


(甲斐祐樹)
2008/09/09 15:35


BB Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.