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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
パナソニック、Skype内蔵の法人向けハンドセットなど発売

KX-WPA300(左)とKX-WPA302(右)
 パナソニック コミュニケーションズは、Skype内蔵の法人向けワイヤレスハンドセット「KX-WPA300」と、KX-WPA300対応の無線LANアクセスポイント「KX-WPA302」を10月7日に発売する。標準価格はKX-WPA300、KX-WPA302ともに4万4100円。

 パナソニック コミュニケーションズでは、Skype内蔵のハンドセットとアクセスポイントをセットにした「Skype対応Wi-Fiフォンセット(KX-WP800)」を2008年3月に発売しているが、KX-WP800が家庭向け製品であるのに対し、KX-WPA300、KX-WPA302は法人向けの機能が搭載されている点が違い。KX-WP800はセット販売だが、KX-WPA300とKX-WPA302は単体発売する点も異なる。

 法人向け機能としては、KX-WP800ではアクセスポイントに収容できる子機が1台だったのに対し、KX-WPA302はKX-WPA300を最大4台まで収容可能。また、「KX-NT700N」など同社の音声会議用スピーカフォンにも接続できる。

 サービス面ではSkype以外に、フュージョン・コミュニケーションズ社の「FUSION IP-Phone」サービスに対応。Skypeの通話をFUSION IP-Phoneに転送することで、050番号で発着信できる。

 ハードウェアの仕様はKX-WP800とほぼ同等で、KX-WPA800はIEEE 802.11b、KX-WPA302はIEEE 802.11b/gの無線LAN機能とWAN/LAN側ともに10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載。無線LANセキュリティは64/128bitのWEP、WPA/WPA2をサポートする。

 KX-WPA300のSkype機能はSkypeユーザー間の無料通話に加えてSkypeIn、SkypeOut、ボイスメールに対応。割込通話機能や会議通話機能も備えるが、チャット機能は利用できない。ディスプレイは1.8型のTFT液晶で、バッテリーはリチウムイオン電池を採用する。

 本体サイズと重量はKX-WPA300が幅45×20×142mm(幅×奥行×高)、約100gで、KX-WPA302が148×奥行51×33mm、約150g。KX-WPA300の待受時間はKX-WPA302をアクセスポイントとした場合で55時間、連続通話時間は同条件で4.5時間。


関連情報

URL
  パナソニック コミュニケーションズ
  http://panasonic.co.jp/pcc/

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(甲斐祐樹)
2008/09/11 14:52


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