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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
MSN、動画投稿を使った「We舞台」の東京オーディションを開催

公開オーディションの会場となった新宿ステーションスクエア
 MSNを運営するマイクロソフトは11日、MSNの動画投稿サービスを利用したオーディション企画「MSN We舞台(ウェブタイ)」の東京ブロック公開オーディションを、新宿駅東口にある新宿ステーションスクエアで開催した。

 MSN We舞台は、「世界に通用する役者をWebで発掘する」をテーマに、マイクロソフトとキティフィルムが共同で実施しているオーディション企画。マイクロソフトでは、2008年4月のMSNリニューアルに合わせて、「MSNリニューアルTransformキャンペーン」を実施しており、同キャンペーンでは今回の「MSN We舞台」に加えて、アマチュアバンドオーディション「いかすバンド天国 on Web 2008」も行なわれている。

 オーディションにあたっては、書類選考のプロセスをMSN内に設けた特設サイト上で実施。MSNビデオの動画投稿機能「Soapbox」を使って約1分間の自己PR映像を投稿した応募者の中から、ユーザー投票などで選出された人たちが地方公開オーディション「天下一芸大会」に進出できる。マイクロソフトによれば、合計500名以上の応募があったという。

 天下一芸大会の各地方ブロックで優秀者に選ばれた1名は、12月に東京および大阪で開かれる舞台公演の出演権を獲得できる。さらに、舞台を通じて最も支持を集めた人物には、2009年に製作予定の映画や舞台への出演権が与えられ、エンターテインメント分野での活躍のチャンスを掴むことが可能になる。

 11日に開かれた東京ブロック公開オーディションは、東京・品川ステラホールで12月15日から26日まで上演される「夢をかなえるゾウ」への出演権をかけたもの。水野敬也氏による同名の自己啓発本「夢をかなえるゾウ」を舞台化した作品で、脚本・演出は映画「ラスト・サムライ」や「バベル」などのキャスティングを手がけた奈良橋陽子氏が手がける。出演者は小松政夫、二階堂智、初音映莉子ら。なお、大阪公演「ソラオの世界」は12月18日から25日まで大阪・OBP(大阪ビジネスパーク)円形ホールで上演され、作・演出・脚本は西田シャトナー氏が担当する。


お笑い芸人のアンバランスが司会進行を務めた 会場では観客による一般投票も行われた

最優秀者に選ばれた高野さん
 東京ブロックの公開オーディションに進出したのは合計16名で、参加者の中には俳優の坂本一生も含まれていた。オーディションではまず、持ち時間3分の個別パフォーマンスが行われ、参加者は日本舞踊やダンス、1人芝居など、それぞれが持つ一芸を披露していった。個別パフォーマンスでは強制退場させられる場合もあるが、東京ブロックでは16名全員が最後まで残った。

 次いで、4名を1組として5分間の即興芝居を通じた審査を実施。即興芝居にあたっては、「場所」「シチュエーション」に加え、芝居中に発言する必要がある「キーワード」の3つが出題される。「楽屋」「ラブコメ」「日本代表」や「無人島」「ホラー」「神のいたずら」など、組ごとに異なるキーワードが出題。各組の4名は、出題から演技開始までの短時間で打ち合わせを行い、即興芝居に臨んでいた。

 公開オーディションでは、奈良橋陽子氏や西田シャトナー氏ら合計6名が審査を担当するとともに、新宿ステーションスクエアを訪れた一般来場者からの投票も行われた。これらの総合評価によって東京ブロックの最優秀者として高野萌丹花(モニカ)さんが選出。高野さんは「皆さんの期待に応えて、良い舞台にできるよう頑張っていきたい」と涙ながらに決意を語っていた。


個別審査では自らが得意とするパフォーマンスを披露していた 4名1組の即興芝居。1番左に立つのは坂本一生

(左から)西田シャトナー氏と奈良橋陽子氏
 奈良橋氏は選出理由について、「歌やパフォーマンスが良く、実力を持っていると感じた」とコメント。公開オーディションに対しては、「パブリックな場所でのオーディションは、さまざまな人に見て貰えるチャンス」と述べた。また、西田氏は「街頭演説や天候の悪化など悪い環境の中で、みなさん良いパフォーマンスをしてくれた」と評価していた。

 オーディション審査員を務めた、マイクロソフト マドバタイジング セールス本部の澤井真吾本部長は「今回のようなオーディション企画を実施するのはマイクロソフトとして初めての試み」と発言。「バーチャルとリアルを繋げたときに皆さんの夢が実現できるよう、当社のサービスやテクノロジーを使ってサポートしていきたい」と語った。

 このほかオーディション終了後には、小松政夫、二階堂智、初音映莉子が登場。小松政夫が「ゾウを演じるのは初めてだが、自分のものにしていきたい」と述べるなど、それぞれ舞台に対する意気込みを語っていた。

 なお、マイクロソフトでは今後、12月の公演に向けた舞台裏などの映像を順次配信していく予定という。


小松政夫をはじめ、「夢をかなえるゾウ」の主演陣も登場した 象のモノマネを披露する一幕も

関連情報

URL
  We舞台
  http://transform.jp.msn.com/webtai/default.htm
  MSN
  http://jp.msn.com/

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(村松健至)
2008/10/15 11:43


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