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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
パナソニック、YouTubeやアクトビラ対応の新「ブルーレイDIGA」

新「ブルーレイDIGA」4機種
 パナソニック デジタルAVCマーケティング本部は、同社のBlu-rayレコーダ「ブルーレイDIGA」新モデルとして、YouTubeやアクトビラの映像ダウンロード配信サービスなどに対応した4機種を2月1日に発売する。

 発表された4機種は、搭載HDD容量が1TBの「DMR-BW950」、500GBの「DMR-BW850」、320GBの「DMR-BW750」、250GBの「DMR-BR550」。本体サイズや入出力端子の数などを除いた基本的な仕様は上位3機種がほぼ同等だが、「DMR-BR550」は音楽再生や他製品との連携機能などが省略されている。いずれもオープンプライスで、店頭想定価格はDMR-BW950が25万円前後、DMR-BW850が17万円前後、DMR-BW750が14万円前後、DMR-BR550が10万円前後。

 録画機能では「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載し、MPEG-4 AVC/H.264のHLモードでは50GBのBlu-ray Discに約24時間のフルHDが録画可能なほか、4.7GBのDVDにも約2時間10分のフルHDが録画可能。トランスコード記録に対応し、放送時のAAC音声をそのまま記録することで、5.1chサラウンド音声なども楽しめるという。

 ネットワーク機能としては、テレビ向け映像配信サービス「アクトビラ」すべてのサービスに対応。ストリーミングの「アクトビラ ビデオ」「アクトビラ ビデオ・フル」に加え、ダウンロード型の「アクトビラ ビデオ・ダウンロードサービスも対応し、コンテンツを本体のHDDに保存して視聴できる。

 また、上位モデルの3機種は、動画共有サービス「YouTube」、同社が運営する写真共有サービス「LUMIX CLUB PicMate」にも対応。YouTubeは動画をテレビで再生できるほか、PicMateは本体に保存した写真をインターネット経由で別のDIGAへ送信できる。上位3機種はDLNAにも対応し、本体に保存した番組をDLNA対応のPCやテレビなどで再生できる。

 このほか、Blu-ray Discのネット連動機能である「BD-Live」を4機種ともサポート。BD-Live対応のBlu-ray Discを再生するとインターネットを介して特典映像やオンラインゲームなどをダウンロードして楽しめる。

 画質面では、新「リアルクロマプロセッサ」を搭載するほか、ディープカラー出力や「x.v.Color」出力に対応。音質面ではDolby Digital Plus」「Dolby TrueHD」「DTS-HD」に対応するほか、最上位のDMR-BW950ではオーディオ機器でも採用されている高音質パーツを採用することで音質を高めているという。

 録画機能では、本体に保存した番組をSDカードに書き出して携帯電話などで視聴できる「ワンセグ持ち出し」を新たにサポートしたほか、データ放送カット録画、ダビング10などをサポート。携帯電話やPCからインターネット経由で録画予約を行える「携帯&パソコン録画機能」も搭載する。

 他製品との連携機能として、同社製ハイビジョンムービーで撮影したAVCHD映像の再生・保存機能を搭載し、上位3機種は同社製ドアホンと連携して留守中の来客を録画できる「ドアホン録画」、同社製センサーカメラとの連携機能を搭載。上位3機種はGracenote対応のCD楽曲取り込み機能も備える。

 本体サイズと重量は、DMR-BW950-Kが430×239×68mm(幅×奥行×高)、約4.0kg、DMR-BW850が430×239×59mm、約3.4kg、DMR-BW750-Kが430×239×59mm、約3.2kg。DMR-BR550-Kが430×239×59mm、約2.9kg。奥行き239mmは世界最短だという。


関連情報

URL
  パナソニック
  http://panasonic.co.jp/

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(甲斐祐樹)
2009/01/06 14:55


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