総務省は、2003年8月末現在の「インターネット接続サービスの利用者等の推移」を発表した。これによると、DSL、FTTH、CATVといったブロードバンドサービス利用者の合計は約1,179万3,084加入となった。
個々のサービスでみると、すでに速報値が出ているDSLサービスでは888万1,039加入で前月と比べ33万9,699増となる。これは7月末現在の増加数28万4,222と比べ、再び30万台へと増加数が回復した。
また、FTTHサービスは前月比7万6,713増の60万8,045加入。7月末現在の増加数7万3,039加入から引き続き、増加傾向が続いている。
このほか、CATVによるインターネット接続サービスでは約230.4万加入と前月から2.1万増となった。しかし、7月末時点の増加数5.9万比べると増加ペースが大幅に減少した。
なお、ダイヤルアップ接続サービスは前月比約13万8,000加入減の約1,954万6,000加入。7月末現在の減少数約7万と比べ、再び減少幅が拡大している。
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FTTHサービスの加入者推移
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■ URL
インターネット接続サービスの利用者数等の推移
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030930_2.html
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(村松健至)
2003/09/30 16:37
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