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イー・アクセス千本社長が上場会見「FTTHが主流にとの考えは間違い」
上場延期は「社長としては苦しい判断だったが、結果としてはよかった」と述べる千本社長。上場初日の3日、eAccessの株は公募価格18万円のところ、29万円の終値が付いた
イー・アクセスは3日、同日付けで東証マザーズに上場したのにともない、東京都内で記者会見を開催した。千本倖生代表取締役社長兼CEOらが経営状況を説明したほか、日本における今後のブロードバンド市場の動向予測についても言及し、ADSLの加入者が3,000万加入まで行くとの見方などが示された。
千本社長は、イー・アクセスが2003年度第1四半期で黒字化を達成し、加入者や売上高だけでなく利益率も順調に伸ばしていることを挙げ、「加入者を増やすだけの経営をしているわけではない。コスト体質も改善しながらやっている」とコメント。「事業性と採算性のバランスを重視した経営戦略」をとっていると強調した。
この点についてエリック・ガン代表取締役CFOは、Yahoo! BBと比較するとユーザーの獲得にかけるコストが異なるとしたほか、イー・アクセスではユーザー密度を調査し、人口の70%をカバーする875収容局に絞ってサービスを提供している点も採算性に貢献していると説明。「例えば、イー・アクセスは佐賀県では開局していない。人口はあるが、開局してもコストを回収するまでに時間がかかるからだ。他社は採算性が悪いところもやっているのではないか」と述べた。
さらに千本社長も、「ソフトバンクは2,000局も開局している。NTTは国家企業なので全国をカバーする必要があるかもしれないが、ソフトバンクは民間企業。そこまでやる必要はないと思う。そんなところまで開局したら、未来永劫儲からない」と付け加えた。この点に関連して、ADSLが利用できないデジタルデバイドが存在することに対しては、「効率のいいところからやるのがベンチャーの宿命」とスタンスを説明。ただし、「ADSL以外の技術や、ReachDSLのようにADSLを延長させる技術で、ペイするようなものが出てくれば、将来検討したい」と述べた。
千本社長(左)が「日本の通信業界で最強の経営陣」と自負する、種野COO(左から2人目)、ガンCFO(右から2人目)、小畑至弘CTO(右)
一方、ADSLの加入者の伸びが鈍化傾向にあることについて千本社長は、1,000万~1,500万でADSL加入数が頭打ちになると言われていることに反論。人口4,000万人の韓国で現在ADSLの加入者が1,000万おり、今も伸びていることを引き合いに出し、「今の韓国の状態まで行くと仮定したら、日本では3,000万まで伸びる」との考えを示した。
また、日本のブロードバンド市場が今後、FTTHに移行していくとされる風潮について、「FTTHを本命のアクセス回線に使っている国はどこにもない。NTTがやりたいと言っているから、そう思われているだけだ。FTTHが主流の時代になると、アプリオリに考えるのが間違い」と強調した。
ただし、現在のところはADSL事業を推進している同社だが、「いずれADSLではないアクセス事業について考えることを検討している。光を考えていないことはない。いろいろなことを考えている」という。また、ADSLでは最大1Mbpsに止まっている上り通信速度についても、「今は1Mbpsでいいが、今後、双方向になってくると必要になる」として、上りを高速化する技術の導入を検討に入っていることもうかがわせた。
なお、下り最大40Mbpsを実現するサービスとして11月から提供することが発表されたばかりの「ADSLプラスQ」について種野晴夫代表取締役COOは、「1kmあるいは1.5km以内しか高速化されないと言われているが、実験では我々の予想を裏切って、いいパフォーマンスを出している」と説明した。
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URL
イー・アクセスのIR情報
http://www.eaccess.net/ir/index.html
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(永沢 茂)
2003/10/03 21:19
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