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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
リンクシス、BEFSR41C-JPのPPPoEマルチセッション対応ファームウェア

BEFSR41C-JP
 リンクシスは、ルータ「BEFSR41C-JP」向けにPPPoEマルチセッションに対応した新ファームウェアを公開した。同社Webサイトより無償でダウンロードできる。

 公開されたファームウェアは、「Ver.1.11JP」。新たに同時2セッションまでのPPPoE接続に対応するほか、MACアドレスを指定することでプライベートIPアドレスを静的に割り当てる機能が追加された。また、DHCPおよびPPPoE接続時のスループット性能も向上したという。

 「Ver.1.11JP」では不具合修正もあわせて行なわれ、IP unnumbered接続時にMTUサイズが正しく伝わらない、リモートアクセスにてセットアップ画面にログインした場合にルータが不安定となる問題がそれぞれ修正された。このほか、ファームウェア「Ver.1.10JP」で発生していた、VPNトンネル利用時に通信が正常に行なえない不具合も修正される。

 また、本体動作も一部で変更され、設定の保存時などでルータがPPPoE接続や本体の再起動を行なわない設定ページが追加されるとともに、起動プロセスや接続方法において「通信発生時に自動接続」を選択した場合の動作も修正される。

 なおリンクシスでは、起動プロセスが修正されたことにともない、ファームウェア更新時に消去・書き込み作業が2回繰り返される場合があるが、ファームウェア更新作業に影響はないとしている。このほか、PPPoEマルチセッション利用時に2番目の接続先をフレッツ・スクウェア以外に設定した場合、同社のサポート受け付け対象外となるという。


関連情報

URL
  ファームウェアダウンロード
  http://www.linksys.co.jp/support/download/router.html

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(村松健至)
2003/10/08 21:11
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