Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
OCN、So-net、@niftyのIP電話サービスにPanasonic hi-hoが参画

 Panasonic hi-hoは、一般加入電話機から通話できるIP電話サービス「hi-hoでんわ-C」の試験サービスを実施する。試験サービス開始は1月31日を予定、申し込みも同日から受け付ける。サービスの対象はフレッツ・ADSLユーザーのみで、試験期間中は一般加入電話へ無料で通話できる。

 hi-hoでんわ-Cは、NTTコミュニケーションズの回線を利用するIP電話サービスで、先日のDreamNetに引き続きOCN、So-net、@nifty(以下ISP3社)が共同で行なうIP電話サービスに参画する形になる。hi-hoはプロバイダーの業界団体であるメガコンソーシアムとしてもIP電話サービスの提携を表明しているが、こちらについてはサービスの準備が整い次第対応する予定であり、メガコンソーシアムに先駆けてISP3社のIP電話サービスに参加することになる。

 試験サービスは1月31日から3月15日の期間実施、モニターの募集を1月31日から行なう。モニターの対象はフレッツ・ADSL 1・5M/8M/モアを利用し、hi-hoの「hi-ho無制限コース」または「フレッツ・ADSL専用コース」に加入するユーザー。なお、UBS接続型モデムのユーザー、専用線を利用するタイプ2のユーザーはモニターの対象外となる。募集人数は1000名で、応募者多数の場合は抽選でモニターが決定される。

 試験サービスのモニターは「050」から始まる専用番号およびVoIP機能内蔵のADSLモデムまたはTAが提供され、試験期間内は一般加入電話および専用番号へ無料で通話できる。初期費用や月額料金、モデム・TAのレンタル料も試験期間中は一切必要ない。ただし、携帯電話・PHSや110・119といった特別番号への通話には電話料金が別途発生する。

 @niftyなどがすでに発表しているIP電話サービスとの相互接続については、準備が整い次第対応するとしている。商用サービスは試験サービスの結果を踏まえた上で2003年3月16日に開始される予定。今回の参加により、hi-hoはIP電話サービスについて2つのメニューが用意されることになるが、ユーザーが利用する場合に1つのサービスとして利用できるかどうかについては、VoIP基盤ネットワークを持つ事業者の接続次第になるという。


関連情報

関連記事
BIGLOBEとhi-ho、@niftyなど3社のIP電話サービスに参画
OCN、So-net、@niftyがIP電話サービスで提携
DION、ODN、TTNetなどプロバイダー11社がIP電話で相互接続
~イー・アクセスのADSLユーザーを対象とし、会員間は通話無料に~

メガコンソーシアム4社、IP電話サービスの相互接続に合意
OCN、So-net、@niftyのIP電話サービス提携にDreamNetが参画


(甲斐祐樹)
2002/12/13 13:57
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.