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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT-BP、無線LAN倶楽部ユーザーを対象としたVoIPトライアルを開始

トライアルの全体イメージ
 NTTブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)は、同社が運営する公衆無線LANサービス「無線LAN倶楽部」向けのVoIPトライアルを12月16日から2004年5月まで実施する。トライアル利用にあたって料金などは必要ない。

 このVoIPトライアルは、米VL Inc.(以下VLI)提供のVoIPソフトウェア「Gphone」、およびM2X提供の「TaRaBa」を採用した音声通話サービスで、無線LAN倶楽部のWebサイトで12月16日より配布を開始する。トライアル参加者は、ソフトの解凍後にNTT-BPより通知される管理番号を入力することで使用可能になる。音声通話ができるのは、無線LAN倶楽部のユーザー同士のほかに、固定電話をはじめとしたアナログ加入電話網(PSTN)や携帯電話、PHS、SIP電話との相互接続が可能。VLIが開発したSIP、IP電話間を接続するサーバー「GALG」によって可能になったという。そのほか、不在時の録音メッセージと相手先の電話番号をメールで通知するボイスメール機能も利用できる。また、GALGサーバーを利用した、異なるVoIPソフトウェアやSIP電話の相互接続実験も2004年3月から開始される予定だという。

 そのほか、トライアル参加者の中から希望者に、無線LAN対応電話機「WiFiPhone」と無線LAN対応家庭用VoIPゲートウェイ「GphoneGateway」の提供も行なう。WiFiPhoneは、GphoneおよびTaRaBaと同等の機能をもつ無線LAN対応の携帯電話型端末で、PCに依存せず単体で音声通話サービスの利用が可能となる。また、GphoneGatewayは、家庭用電話機に設置することで、一般電話からの音声通話を無線LANを経由して、指定した番号へ転送することができる。なお、WiFiPhone利用サービスは2004年2月から、GphoneGateway利用サービスは2004年4月から開始される予定。

 トライアル参加対象者は、無線LAN倶楽部の会員でトライアル参加申し込みをしたユーザーの中から先着200名となる。また、希望者のみ提供される機器ではWiFiPhoneが先着50名、GphoneGatewayが先着200名となる。トライアル利用にあたって料金は発生せず、無線LAN倶楽部ユーザー同士の通話は無料となるが、固定電話など加入回線網への発信は別途通話料が発生する。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-bp.net/pc/whatsnew/031215_1.html

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(大久保有規彦)
2003/12/15 18:48
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