ソニーマーケティングは、IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能とカメラ機能を搭載したCLIE「PEG-TH55」を2月14日より発売すると発表した。オープンプライスで、店頭販売価格は4万円前後となる見込み。
■ IEEE 802.11bに準拠した無線LAN機能搭載の「PEG-TH55」
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「PEG-TH55」
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「PEG-TH55」は、IEEE 802.11bに準拠した無線LAN機能を内蔵した製品で、無線LANセキュリティとして64/128bitのWEPをサポートする。また、OSにはPalm OS Ver.5.2.1、CPUにはソニー開発の「Handheld Engine 123MHz」を採用し、内蔵メモリはRAM、ROMともに32MB。
製品背面には、31万画素CMOSイメージセンサーのカメラを搭載し、静止画撮影に対応する。カメラ機能としては、2倍のデジタルズームや5段階の明るさ調整機能、ホワイトバランス機能を装備し、記録画像サイズは最大640×480ドット。JPEG形式で保存される。また、モノラルマイクやメモリースティックスロットも内蔵し、メモリースティックに記録した音楽ファイルや動画を再生できる。
このほか本製品は、新開発のソフトウェア「クリエ オーガナイザー」を搭載。これにより、予定表や手書きメモ利用時に直接手書きで文字入力が可能なほか、内蔵カメラで撮影した画像や録音した音声ファイルなどを付箋紙のように貼付することができる。
本体ディスプレイは最大解像度320×480ドット、最大表示色65,536色のバックライト付きTFTカラー液晶を搭載。インターフェイスにはUSBポートや赤外線ポート、ヘッドフォン端子を装備する。
本体サイズは約73.3×15.7×121.5mm(幅×奥行×高)で、重量は約185g。リチウムイオンポリマー充電池を内蔵し、予定表などの手帳機能をバックライトオフで1日30分間使用した場合で約15日、無線LAN利用時では約17時間使用できる。本体色はエグゼブラックで、限定生産カラーとしてセレブレッドも用意される。
■ 「PEG-TJ25」の上位機種となる「PEG-TJ37」
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「PEG-TJ37」
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あわせてソニーマーケティングでは、31万画素CMOSイメージセンサー搭載のCLIE「PEG-TJ37」を2月14日より発売する。オープンプライスで店頭販売価格は3万円前後となる見込み。
「PEG-TJ37」は、同社が発売する「PEG-TJ25」の上位機種となる製品。「PEG-TJ25」と比較して、新たに31万画素CMOSイメージセンサーを搭載したほか、メモリースティックによる音楽ファイルや動画再生に対応する。なお「PEG-TH55」と異なり、無線LAN機能やモノラルマイク、ソフトウェア「クリエ オーガナイザー」は装備しない。
本体サイズは約75×13.2×113mm(幅×奥行×高)で、重量は約145g。リチウムイオンポリマー充電池を内蔵し、予定表などの手帳機能をバックライトオフで1日30分間使用した場合で約10日、音楽ファイル再生時は最大6.5時間使用できる。なお、本体色はプラチナシルバー、カプリブルー、シエナオレンジの3種類が用意される。
ソニーマーケティングでは、本体アクセサリーとして入力用スタイラスと赤・黒のボールペンを1本で使い分けられるマルチスタイラス「PEGA-ST10」をあわせて発売する。オープンプライスで、店頭販売価格は2,000円前後。また、フランクリン・コヴィーからは「PEG-TJ37」「PEG-TJ25」で使用可能なバインダー「FCJ-100」が、店頭販売価格2万円で発売される。
■ URL
ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200402/04-0203/
関連記事:ソニー、薄型で6色カラーのCLIE「PEG-TJ25」[ケータイ Watch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/15858.html
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(村松健至)
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