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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
トレンドマイクロ、2002年12月度のウイルス感染被害レポート

 トレンドマイクロは、2002年12月度のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられた問い合わせを元にしたもので、WORM_KLEZの1位に変化はない結果となった。

 12月に寄せられたウイルス感染被害件数の総数は3296件と前月に比べて減少しているものの、新たに亜種の発見が相次いでいるという。1位のWORM_KLEZの報告件数は前月よりも207件減少して642件。2位のWORM_BUGBEAR.Aは177件減少して358件、3位はWORM_OPASERVで、前月より259件減少して285件となっている。

 なお、ランキングの発表とともに、トレンドマイクロでは新種のウイルスについて注意を促した。2002年末に登場したWORM_YAHA.K(ヤハ)で、今回のレポートには被害は掲載されていない新種。メール送信機能を持ち、Windwosアドレス帳やメッセンジャーソフトのアドレス帳データから抽出したメールアドレス宛にウイルスを送信したり、セキュリティ関連ソフトを終了させる機能がある。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/report/mvr030108.asp

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(正田拓也)
2003/01/08 16:19
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