また、監督は特撮工房「ILM(Industrial Light & Magic)」出身のアンドリュー・ハーダウェイ。同氏は、ILMのCGテクニカルディレクターとして映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」といった作品の製作に携わったという。このほか、本作企画・製作には映像製作会社「ロボット」や、アメリカ・ニューヨークにある「THIN MAN PICTURES」などが参加し、総合プロデュースは電通が行なっている。
動画の視聴にはWindows Media Playerを使用し、配信帯域は300kbps、1Mbps、3Mbpsの3種類で、字幕は日本語/英語/中国語の3言語分が用意される。また、「it」はACT1からACT3までの全3話(各話10分)で構成され、ACT1が2月29日、ACT2が3月17日、ACT3が3月31日よりそれぞれ配信開始予定。
また、「it」の製作背景についてNECの大山田順宣伝部長は、同社が持つ先端技術やノウハウを使って、より活力ある社会を実現するという意味をこめた企業スローガン“Empowered by Innovation”を「最新メディアであるブロードバンドを通じて、より一層企業スローガンを浸透させるのが目的」とコメント。その上で、「ブロードバンドを活かして、質の高いエンターテインメント性のある映像とインタラクティブの仕掛けを組み合わせて新しい企業ブランドの構築を確立し、広告分野でEmpowered by Innovationを具現化していきたい」と語った。