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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ハイアット・リージェンシー・オーサカが050対応の無線IP電話を採用

 大阪府大阪市のハイアット・リージェンシー・オーサカは、全館に無線LAN環境を構築し、モバイルIPセントレックスを導入すると発表した。12月上旬に正式稼働の予定で、、050番号を利用した無線IP電話の運用を開始。また、宿泊客向けのサービス提供も予定しているという。

 今回のモバイルIPセントレックス導入は、野村総合研究所とインテルが共同で行なう「大阪市南港コスモスクエア地区 無線LAN パイロットプロジェクト "DigitalCity OSAKA"」の第1弾プロジェクトとして行なわれるもの。日立インフォネットがシステムインテグレーションを担当し、IPセントレックスのシステムはフュージョン・コミュニケーションズの「FUSION IP-Centrex」を採用する。

 ハイアット・リージェンシー・オーサカでは、ホテル内の無線LAN環境を利用して従業員間の情報共有や連絡の円滑化など業務効率の向上を図る。また、050番号を割り当てた日立電線製の無線IP電話端末「WIP-5000」を80台導入し、内線通話だけでなくIP電話を使った発着信も可能になる。

 構築した無線LANは、宿泊客向けのインターネット接続サービスとしても提供、サービスレベルの向上を図る。また、無線IP電話端末の「WIP-5000」についても、今後は宿泊客への貸し出し用として用意する予定だという。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.fusioncom.co.jp/news/nw041021.html

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(甲斐祐樹)
2004/10/21 15:17
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