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gooの賞金100万円争奪「日本最強!“検索王”決定戦」がお台場で開催
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NTTレゾナントは、ポータルサイト「goo」の開設8周年を記念して、「日本最強! “検索王”決定戦」を27日に開催した。抽選で選ばれた一般参加者約300名が賞金100万円をかけて、会場に用意されたパソコンを駆使してネット検索の腕を競った。タレントの矢吹春菜やお笑いコンビのバカリズムが進行役として登場、さらに歌手のソニンによるスペシャルライブも行なわれた。
■ 大型ライブハウスにノートPC300台が並ぶ
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会場となった東京・お台場の「Zepp Tokyo」
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「日本最強! “検索王”決定戦」は2月12日から7週連続して開催中のクイズ企画「教えて!gooチャレンジ」の最終ラウンドと位置づけられたイベント。「教えて!gooチャレンジ」は、繁華街の大型ビジョンや上空を飛ぶヘリコプターからの電光表示といった街頭でクイズを出題し、もっとも早くWebサイト上へ解答を寄せた参加者に賞金を進呈するという内容だ。これまでの過去7回分では、出題場所をあえて明確に事前説明せず、問題もWeb検索を活用しなければ解答できない仕組みになっている。
最終ラウンドは、gooの8周年記念のユーザー謝恩イベントという位置付けで、東京・お台場にあるライブハウス「Zepp Tokyo」で開催された。参加者は、事前に応募したユーザーの中から抽選で選ばれた約300名で、いずれも無料で招待された。
会場内には、参加者が全員着席して検索できるだけの机とノートPCを用意。トラブル発生に備えて若干の予備機も準備されており、実際には300台以上のノートPCが整然と並んだ。さながら試験会場といった雰囲気である。
■ 思わぬ難問に全参加者が苦戦?
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司会進行のケイ・グラントと矢吹春奈
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イベントは、格闘技イベントのリングアナウンサーやDJとして活躍するケイ・グラントと、タレントである矢吹春奈の進行でスタート。合計5問の成績をポイント化し、総合1位となった参加者に賞金100万円と「検索王」の栄誉が贈られるというルール説明が行なわれた。そしてケイ・グラントによる「手は膝の上! 検索 Ready Go!」という掛け声ともにゴングが打ち鳴らされ、問題が会場正面の大型スクリーンに映し出された。
第1問は「都道府県警察のマスコットキャラクターのうち、モチーフとなるもののサイズがもっとも大きい県と小さい県を答えよ」という内容。出題と同時に会場は話し声1つなく、キーボードを打鍵する音だけが響くという独特な雰囲気に包まれた。
1問あたりの解答時間は10分だが、会場を盛り上げるためのBGMのような演出は抑えめ。5分が経過してから初めて司会による問題の復唱が行なわれるという徹底ぶりだ。まさに賞金を懸けた真剣勝負が静かに繰り広げられた。
解答を導き出すための方法は、基本的に「goo」からの検索のみ。解答もメール送信で行なう。どんなキーワードを使って、どんな手順で検索するかが、ユーザーの技量の見せ所となる。会場を見渡した限りでは、猶予時間を大幅に残して解答を終えるユーザーも多く見受けられた。
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第1問。これだけの内容を10分間で解答しなければならない
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出題後は、キーボード打鍵音だけが響く緊張した雰囲気に一変
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だが、問題は相当に難しかったようで、第1問、第2問ともに正解者はゼロ。各設問ごとに最速で正答を示したユーザーへ贈られるボーナス賞金が、2問続けてキャリーオーバーするという波乱ぶりだった。思わずケイ・グラント氏から「素早さよりも、正確な解答をお願いします。そうしないと(勝利者インタビューをする)バカリズムの出番がありません」と説明し、会場からも苦笑が漏れていた。
第3問でついに21名の正解者が出現。もっとも早く解答を寄せたシステムエンジニアの男性が、第3問目の賞金30万円と、第1~2問賞金のキャリーオーバー分30万円を合計した60万円を獲得した。バカリズムの2人からコメントを求められた男性は「(最速解答のコツは)勇気!」「賞金は借金の返済に充てたい」と答え、会場を沸かせた。
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こちらは第2問。解答するには、観覧車の写真を見つけ出して、自分の手でカウントする必要があるとのこと
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第3問目で初めて正解者が登場
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この後も出題は続き、第4問では4名の正解者が、第5問では22名の正解者が現われ、それぞれの最速解答者に50万円と100万円が贈られた。いずれの問題も正答者数は全参加者の10%に遠くおよばず。なかなか歯ごたえのある問題だったようだ。
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こちらは第4問。結果的にこの問題に正解するかどうかが、優勝への分かれ目になった。ちなみに正解者は4名
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第5問目。22名が正解した
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■ ソニンのスペシャルライブ、そして結果発表!
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ソニンがスペシャルライブで登場
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予定の全5問が終了し、成績の集計が行なわれる間には、歌手のソニンによるスペシャルライブが行なわれた。「このイベントに来た以上、検索エンジンにはgooを使うしかありませんね!」と茶目っ気タップリのコメントを交えながら、「ジグソーパズル」「ほんとはね。」「あすなろ銀河」の3曲を披露した。
成績発表では、まず総合100位からをカウントダウン形式で表示。最速解答者3名は総合成績では最高5位止まりと優勝には届かず、早さだけでは総合優勝できない結果が伺えた。
見事に総合1位を獲得したのは26歳の男性会社員「福永」氏。第3問と第4問の計2問に正解し、優勝賞金100万円と「初代検索王」の座を射止めた。壇上に上がった福永氏は賞状を受け取り、検索王のベルトを腰に巻いた。そして「賞金は定年退職した母へのプレゼントに使いたい。(ベルト姿が照れくさいので)早く2代目検索王にベルトを譲りたい」とコメント。終始笑みを浮かべていた。
■ 会場には500Mbpsのバックボーンを用意
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NTTレゾナント ポータル事業本部 gooブランドマネージャーの鈴木基久氏
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イベント終了後に、gooチャレンジの企画や問題立案を担当した、NTTレゾナント ポータル事業本部 gooブランドマネージャーの鈴木基久氏に話を伺った。
イベント開催のきっかけについて「今日3月27日はgoo8周年の誕生日。ユーザーの皆さんへの謝恩を込めて、オフ会、祭りのつもりで」と説明。さらに「個人的には、1つの空間の中で数百人の人間が一斉にキーボードを叩くとどうなるのかという興味もあった」と補足した。
会場にはBフレッツ回線5本を引き込み、500Mbps分のバックボーンを確保。イベント開始直前にはサーバー側が重くなる事態にも見舞われたが、本番は大きなトラブルもなく、無事終える事ができたという。
また鈴木氏は「普段はネットを通じて数万人というお客様へ同時にサービスを提供しているわけだが、これだけの人数が目の前で検索してくれる様は、実に迫力あるものだった」と振り返った。なお2回目以降の検索王決定戦については「お客様のご要望次第」とし、現時点では未定と説明している。
■ URL
日本最強!“検索王”決定戦
http://special.goo.ne.jp/campaign/searchking/
関連記事:賞金クイズを“ゲリラ”出題する「今週の教えて!goo チャレンジ」[INTERNET Watch]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/02/14/6449.html
■ 関連記事
・ 「生活の知恵や経験を検索の対象に」国産の検索にこだわるgooの戦略
(森田秀一)
2005/03/28 12:08
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