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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
J:COM、c.LINKによる100MインターネットはVDSLより低価格で夏以降に

左から事業開発統轄部長の加藤徹氏、常務取締役チーフフィナンシャルオフィサーの春山昭彦氏、代表取締役社長の森泉知行氏
 ジュピターテレコム(J:COM)は、2005年度(2005年1月〜12月)第1四半期の決算説明会を4月26日に開催した。会見では、J:COMがc.LINK技術を用いて試験中の最大100Mbpsのインターネット接続サービスが2005年夏以降に投入予定であることが明らかにされた。

 第1四半期の営業収益は、前年同期比で11%増の425億円。多チャンネル放送「J:COM TV」、固定電話「J:COM Phone」、インターネット接続「J:COM Net」がともに伸びており、営業収益のうち利用料収入は381億円を占め、前年同期比で14%の増加となった。利用者増の要因としては、デジタル放送「J:COM TVデジタル」に加えて、最大30Mbpsのインターネット接続サービス「J:COM Net プレミア」が好調だという。


 営業費用は加入者増に伴う番組購入費やネットワーク運営・保守費用の増加、事業規模拡大に伴う管理費用の増加といった要因から11%増の358億円となったが、営業利益は前年同期比11%増の67億円を達成した。一方、業績好調に伴う課税所得増加などの要因から法人税などが増加、純利益では前年同期比で13%減の34億円となった。

 加入者数は、J:COM TVが第1四半期で3万6,300件増の162万8,800件で、J:COM TV デジタルが7万件増の31万3,500件。J:COM Netは2万5,600件増の77万7,200件で、J:COM Phoneは3万8,900件増の81万1,900件。複数サービスの加入率は2004年12月末の1.66から1.67へと増加した。


「ユーザー数は今後も2桁の伸びを目指す」と語る森泉社長
 2005年中には、c.LINK技術を採用した最大100Mbpsのインターネット接続サービスの投入が予定されているが、事業開発統轄部長の加藤徹氏は「サービスの第1弾は集合住宅向けで、夏以降の商用化に向けて準備を進めている」とコメント。集合住宅まで光ファイバを引き込み、各戸までをc.LINKで分岐するVDSLと同様の形態でサービスを実現するが、加藤氏は「現状のVDSLよりは低価格でサービスを実現できる」と自信を見せた。

 今後はJ:COM TV、J:COM Net、J:COM Phoneという3つの主力サービスに加えて、新たなサービスも投入予定。森泉知行社長は「トリプルプレイに次ぐサービスとしては2つの考えがある」と前置いたのち、「1つは我々のサービスに付随するもの。4月から関西でも開始したVODサービスはテレビから派生したサービスで、非常に期待を寄せている」とコメント。「c.LINKもインターネットから派生したサービス。電話サービスでは携帯電話との連携が重要だと考えている」と付け加えた。

 新サービスのもう1つのコンセプトは「デジタル化することでCATVの新たな帯域に入れられるサービス」。森泉社長は具体例としてホームセキュリティやホームモニタリング、ローカルショッピングといった例を挙げ、「かなり贅沢な内容だが、実現に向けて頑張りたい」との意欲を示した。


関連情報

URL
  J:COM
  http://www.jcom.co.jp/

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(甲斐祐樹)
2005/04/26 18:43
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