総務省は、2001年12月末のDSLサービス提供数の速報値を発表した。これによると、DSL加入者数は152万4348件と150万を突破。12月の1カ月だけで31万9784件と過去最大の増加となった。
DSL加入者数の内訳は、西日本エリアが64万9678件、東日本が87万4670件。このうちNTTが提供するものはNTT西日本が30万5550件、NTT東日本が34万6531件で、NTTのシェアは43%と先月に続いて低下した。とくに東日本エリアでは39.6%とシェアの低下が著しい。
DSL加入者数は2000年12月末には9723件だった。2001年の1年間だけで実に150倍以上に増えたことになる。増加数も10月が27万1071件、11月が28万2697件、12月が31万9784件と毎月ペースを上げており、このペースで増加を続ければ2002年末には政府予想である460万件を超える可能性も出てきた。
2001年12月31日時点での加入者数
| NTT西日本エリア | NTT東日本エリア | 合計 |
NTT東西 | 305,550 | 346,531 | 652,081 |
NTT以外 | 344,128 | 528,139 | 872,267 |
合計 | 649,678 | 874,670 | 1,524,348 |
□関連記事「日本のADSL加入者数が11月末時点で100万人を突破」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/12/11/dsl.htm
□総務省
http://www.soumu.go.jp/
(笠井 康伸)
2002/01/11 14:57
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