プラネックスコミュニケーションズは、1月15日に出荷を開始した高速タイプのルータ「BRL-04FA」に、プロバイダに接続できないといった不具合が生じていることを明らかにした。対象となるファームウェアのバージョンは「2.08 01 Jan 06, 2002」で、同社は現在対策ファームを開発中であるという。
見つかった不具合は、工場出荷時の状態で使用するとNTT西日本のフレッツ・ADSLおよびBフレッツや、DHCPを使用するJ-COM@NetHome、小田急ケーブルテレビジョンといった一部のCATV系プロバイダに接続できない場合があるというもの。フレッツ・ADSLおよびBフレッツについては、ルータのMSS(Maximum Segment Size)値を工場出荷時の1412から1414に変更することで不具合は回避できるという。
このほかにもWANもしくはLANポートのIPアドレスに255を含む数値(IPアドレス)が指定できないといった不具合も報告されている。
プラネックスによれば、現在、不具合に対応したファームウェアを開発しており来週中にも公開する考えだ。
□BRL-04FA 不具合のお知らせ(プラネックス)
http://www.planex.co.jp/support/brl-04fa02.htm
□関連記事「プラネックス、BRL-04FAの発売を1月中旬以降に延期」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/01/07/pbrl04.htm
□関連記事「プラネックス、コンシューマ製品では最速となる低価格ルータ「BRL-04FA」」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/12/20/planex.htm
(笠井 康伸)
2002/01/24 20:44
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