九州松下電器は、携帯電話からコントロールできるネットワークカメラを2タイプ発表した。防水対応で屋外に設置できる「KX-HCM130」と11Mbpsの無線LANインターフェイスを搭載した「KX-HCM170」で、発売日と価格は、KX-HCM130が5月10日で6万9800円、KX-HCM170が5月25日で9万9800円。
両タイプともに携帯電話からカメラのIPアドレスにアクセスすることで、カメラのアングルを左右上下に動かしたり、撮影した画像を携帯電話に表示したりといった使い方ができる。カメラは防水処理が施されているため、屋外に設置することも可能だ。
また、カメラはメモリを内蔵しており、最大で約560枚分の画像を保存できる。撮影する曜日や時間帯、間隔などを設定できるため、内蔵メモリと組み合わせることで、カメラ単体で特定スポットの監視に使うといった用途にも利用できる。
おもなスペックは、カメラ部がF1.8、約32万画素、焦点距離は1mから無限大までとなっている。ネットワークインターフェイスは10BASE-T×1ポート。画像の形式はJPEGで、サイズは640×480、320×240、160×120ドットの中から選択できる。画像の更新頻度は640×480ドット時は7.5枚/秒、それ以外では15枚/秒となる。
対応OSはWindows XP/Me/98/95/2000/NT4.0。カメラをコントロールできる携帯電話はNTTドコモのFOMAやiモード対応機種など。詳細は、九州松下のWebページに記載されている。
□ニュースリリース
http://www.kme.panasonic.co.jp/corp/news/2002news/jn020320/jn020320.html
□関連記事「松下、固定IP環境以外でもドメイン指定で閲覧できるWebカメラ」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/01/30/kxhcm2.htm
□九州松下電器
http://www.kme.panasonic.co.jp/
(笠井 康伸)
2002/03/20 21:10
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