マイクロ総合研究所は、PPTPプロトコルをサポートしたルータ「NetGenesisシリーズ」用のベータ版ファームウェアを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

　公開されたファームウェアのバージョンは3.607β。対象機種はNetGenesis SuperOPT50、NetGenesis OPT、NetGenesis CATsW、NetGenesis CATの4機種で、Windows XP/Me/98/95/2000/NT4.0およびMac OS 7.6.1～Mac OS 9.2.2、UNIX（Java 2 Runtime Environment v1.3以降が動作するもの）用のファイルが個別に用意されている。

　直前のバージョンである3.605からの変更点はPPTPへの対応のみ。LAN側からWAN側（インターネット）のPPTPサーバーへ接続できるほか、LAN内でPPTPサーバーを立ち上げ、外部からPPTPプロトコルを使用してアクセスするといった運用も可能だ。

□ベータ版ファームウェアのダウンロード（マイクロ総研）
http://www.mrl.co.jp/support/nwg/nwgcat-opt-beta.htm
□関連記事「マイクロ総研、DMZ機能などをサポートしたNetGenesis用ファームウェア」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/12/mrl.htm
□関連記事「マイクロ総研、CPUにSH-4を搭載した高速ルータ「NetGenesis SuperOPT50」」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/01/netgen.htm
□マイクロ総合研究所
http://www.mrl.co.jp/

（笠井 康伸）
2002/03/26 12:47