ソフォスは2002年4月のウイルス報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。これによるともっとも報告件数が多かったウイルスは「W32/Klez-G」で、全体の77.8%を占めている。
2002年3月の1位も「W32/Klez-G」であり、2カ月連続でKlezワームがトップとなっている。また、トップ10圏内でも「W32/Klez-E」が2位、「W32/Klez-A」が6位となっており、Klez感染の規模の大きさをうかがわせる。
ソフォスによれば、今回のKlezの感染被害の多さは、ユーザーがウイルス対策ソフトを最新のものにしていないという現状を浮き彫りにしているという。
囗ニュースリリース
http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20020430topten.html
□関連記事「KLEZウイルスの亜種「WORM_KLEZ.G」が発生」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/04/18/klez-g.htm
□関連記事「シマンテック、「W32.Klez.gen@mm」を危険度4に引き上げ」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/04/26/klez4.htm
囗ソフォス
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(甲斐祐樹)
2002/05/02 12:33
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