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日本テレコム、東京都公共施設の無線LAN実験の利用方法を発表

 日本テレコムは、8月1日から10月31日まで行なわれる東京都の無線LAN実験に参加することを発表するとともに、利用方法などを公開した。

 無線LAN実験のうち、日本テレコムが担当する場所は新宿区の東京都庁第1庁舎45階北展望室。実験エリア内にIEEE 802.11b・Wi-Fiに対応したアクセスポイントを設置、アクセスポイントは8MタイプのADSLでインターネットに接続される。

 利用にあたっては、日本テレコムが発行するIDとパスワードが必要となる。これは日本テレコムの「無線LANインターネット接続サービス実験」の案内Webサイトから、7月中旬から10月31日まで、誰でも申込みできるもので、無線LANの利用には登録料・利用料・通信料など費用は一切かからない。

 このほか、実験開始の8月1日からは、当日受付として接続サポートセンターに電話をかけ、その場でIDとパスワードが発行される方法も用意した。受付時間は9時30分から17時までで、接続サポートセンターの電話番号は、現地に置かれたパンフレットに記載されているという。

 接続に必要な無線LAN設備は、IEEE 802.11bに対応し、WiFi認定を取得した無線LANカードなど。今回の実験ではWEPなどは使用しないため、日本テレコムでは、個人情報やID、パスワード等の入力を伴うインターネット利用は控えるように呼びかけている。


□「無線LANインターネット接続サービス実験」のご案内
http://www.japan-telecom.co.jp/business/tokyomusenlan/
□ニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/nr020715_fs.html
□関連記事:東京都、8月から公共施設で11社が参加した無線LAN実験
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/12/metro.htm
□日本テレコム
http://www.japan-telecom.co.jp/

正田拓也
2002/07/15 19:17

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