米Microsoftは、次世代ストリーミング技術「Corona」の正式名称が「Windows Media 9 Series」であることを発表した。ベータ版が米国時間の9月4日に公開されるほか、技術者やコンテンツ事業者などを対象とした「Windows Media 9 Series Technical Summit」が9月5日から6日まで開催される。
CoronaはWindows Media Playerといった再生ソフトだけではなく、配信サーバーやコーデックなども含めたプラットフォームの総称。5.1ch音声に対応し、DVDなどに採用されているMPEG-2と比較して同程度の画質を1/3程度の配信帯域で提供できるという。
マイクロソフトは、「デジタルメディアは世界中のインターネットにおけるサービスの可能性を再構築するほどの可能性を秘めている」としたうえで、「Windows Media 9 Seriesはその潜在能力を体現するだけの機能と能力を持っている」とコメントしている。
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/Press/2002/Jul02/07-15CoronaLaunchDatePR.asp
□関連記事:米Microsoft副社長古川氏、開幕基調講演レポート(Streaming Media Japan 2002)
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/06/06/speach.htm
□Microsoft
http://www.microsoft.com/
(甲斐祐樹)
2002/07/16 17:17
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