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ソフォス、7月のウイルス被害状況でKlez、Frethem、Yahaが上位に

 ソフォスは、2002年7月におけるウイルスの報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。W32/Klez-Hが変わらず1位となっているほか、W32/Frethem-Famが2位、W32/Yaha-Eが3位につけている。

 W32/Klez-Hの全体に対する割合は17.7%で、2位のW32/Frethem-Famは17.0%、3位のW32/Yaha-Eは16.8%とほぼ同程度になる。トレンドマイクロが発表した7月のウイルス感染被害マンスリーレポートと比較すると、海外での報告が多いW32/Yaha-Eが3位につけている点が特徴的である。

 ソフォスのアラン・ブロデリック社長はYahaウイルスについて「パキスタン政府のサイトに不正な攻撃を仕掛けており、政治的目的を持ったウイルスとして知られている」とコメント。また、Frethemウイルスについては「“Re: Your Password”という件名を用いることで、単純な心理トリックを使ってユーザーにメールを開かせようとする」という特徴を示し、ユーザーに注意を呼びかけている。


□ニュースリリース
http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20020731topten.html
□関連記事:トレンドマイクロ、7月のウイルス被害報告でWORM_FRETHEMが2位に
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/08/02/tm7.htm
□関連記事:ソフォス、W32/Yaha-Eワームが蔓延していると注意
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/06/26/yahae.htm
□ソフォス
http://www.sophos.co.jp/

甲斐祐樹
2002/08/02 17:00

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