プラネックスは、ブロードバンドルータ「BRL-04FB」の新しいファームウェアを公開した。Bフレッツ利用時にスループットが低下する不具合を解消したもので、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
公開されたファームウェアは「Ver.1.6 Release10」で、動作保証のないベータ版。Bフレッツ利用時のスループットが遅い点を改善したほか、通信中にハングアップすることがあった点についても改善されている。
BRL-04FBは、FTPによる計測で91Mbpsのスループット性能を持つブロードバンドルータだが、91Mbpsという数値はPPPoEを使わず、WAN側にFTPサーバーを接続して計測したもの。一般的にBフレッツなどでPPPoEを利用するとスループットが低下するが、BRL-04FBの従来のファームウェアに比べ、新バージョンでは低下を少なくしたという。
なお、今回の新ファームウェアおよび従来のファームウェアのPPPoE利用時のスループットは公開されていないため、具体的な改善値については不明となっている。
□ファームウェアダウンロード
http://www.planex.co.jp/support/download/download_brl04fb.shtml
□関連記事「プラネックス、UPnPに対応した実効スループット91Mbpsのルータ BRL-04FB」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/12/brl04fb.htm
□プラネックス
http://www.planex.co.jp/
(正田拓也)
2002/08/19 18:24
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