平成電電は、下り最大12MbpsのADSL接続サービス「電光石火」のサービス開始が9月10日以降に延期になったと発表した。9月10日のサービス開始時は8MbpsのADSL接続サービスを提供し、年内に12Mbpsへ速度の向上を行なうという。

　延期となったのは全国のNTT収容局のうち108局で、このうち9月10日からサービスを開始するのは東京で3局、金沢で6局、岐阜で3局の計12局。大半の収容局は9月20日、30日、または10月以降の開始となる。

　平成電電は電光石火の発表時には全国の325局でサービスを開始、年内に1000局以上のエリア展開を行なうとしていたが、今回のサービス延期の発表時にはこれが全国108局でサービスを開始すると変更されている。また、速度についても下り10Mbpsでスタートし、11月末に12Mbpsのサービスを提供するとしていたが、これも8Mbpsからのスタートに改められている。なお、12Mbpsの提供時期に変更はなく、11月末を予定しているという。

□サービスイン延期のお詫び
http://www.denkosekka.ne.jp/o_in0910.html
□サービス開始時の速度について
http://www.denkosekka.ne.jp/firmupdate.html
□関連記事：平成電電、1カ月あたり1250円の12MタイプADSLサービス「電光石火」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/30/hddd12m.htm
□電光石火
http://www.denkosekka.ne.jp/
□平成電電
http://www.hdd.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/08/28 14:35