アイ・オー・データ機器は、高スループット性能を持ったIEEE 802.11b対応の無線LANアクセスポイント内蔵ルータ「WN-B11/BBRH」と「WN-B11/PCMH」をセットにした「WN-B11/BBRH-S2」を9月下旬から発売する。標準価格は2万9800円で、それぞれ単体で購入するより5700円安い。

　「WN-B11/BBRH-S2」は、従来のセットモデル「WN-B11/BBRH-S」の後継という位置付けで、付属する無線LANカードを新型のものに変更した。新たに付属する無線LANカード「WN-B11/PCMH」は、Wi-Fi認定、公衆無線LANアクセスポイントへの接続を容易にするユーティリティが付属する。

　ルータ内蔵無線LANアクセスポイントとなる「WN-B11/BBRH」はWAN-有線LAN間の実効スループットが42Mbpsという性能を持つ。Universal Plug and Play（UPnP）にも対応しており、無線・有線LAN側に接続したクライアントパソコンからWindows Messengerの機能を利用できるという。

□ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news/200209/wn-b11bbrh-s2.htm
□関連記事：アイ・オー、「WN-B11/BBRH」のスループットを向上させるファームウェア
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/06/17/wnb11.htm
□関連記事：アイ・オー・データ機器、PCカード・CFカード・USB接続の無線LAN製品3種
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/22/iomusen.htm
□アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.co.jp/

（正田拓也）
2002/09/17 13:38