雨上がり決死隊の蛍原徹（右）と宮迫博之（中央）、共演のペース・ウー（左）

　@niftyは、雨上がり決死隊が主演するショートフィルム「リフト」を配信する。第1話の配信をを10月18日に開始、簡単な初期登録を済ませれば無料で視聴できる。

　このショートフィルムは、@niftyの運営するビデオチャットサービス「EyeballパティオLite」のプロモーション活動の一環として、吉本興業グループのファンダンゴと共同で制作された作品。監督はウルフルズやスピッツなどのビデオクリップを手がける竹内鉄郎が、脚本は映画「RED SHADOW 赤影」などで知られる中野裕之がそれぞれ担当する。主演は雨上がり決死隊、共演は台湾出身で雨上がり決死隊と同じく吉本興業に所属するペース・ウー。ストーリーにはEyeballパティオLiteが登場し、話が進むにつれてEyeballパティオLiteが重要な役割を果たすという。

「リフト」のワンシーン (c)Fandango!

　視聴にはRealPlayerを使用し、配信帯域は1Mbps、500kbps、56kbpsの3種類。第1話を10月18日に配信開始し、以降第4話まで配信する。視聴は無料で、第1話から3話までは簡単な初期登録が必要。ただし、第4話のみ@nifty会員またはコンテンツサービスのみを利用できるCombo会員のみとなるが、いずれの回も無料で視聴できる。なお、初期登録の必要なく視聴できる予告編が9月22日より配信されている。@niftyでは、配信終了後にリフトの全話と未公開カットを合わせた上映会を予定している。

竹内鉄郎監督。宮迫が見た監督の第一印象は「チャラ男」だったとか

　竹内鉄郎監督は、「インターネットの映像もかなり綺麗になってきている」としたうえで、「耳と目と口で感じる現実的な世界に加え、コンピュータで機械的に出会うという世界を利用し、“ヘン”なものを作ってみたい」と語った。雨上がり決死隊の宮迫博之は「相方の蛍原が中心のドラマと聞いて辞めようかと思った」と笑いを誘いながらも、「映像もとても綺麗だし、インターネットを利用することで日本だけでなく世界で見られるというのはとても素晴らしい」と感想を述べた。一方の蛍原徹は予告編を見て「俺ってこんなにかっこいいんだ」と自画自賛、演技についても「竹内さんや中野さんがなんとかしてくれる」と言いながらも自信を覗かせていた。

	ストリーミング配信情報
	名称：	リフト
	日時：	10月18日～
	URL：	http://eyeball.nifty.com/lift/
	対象：	第4話のみ@nifty会員（Combo会員含む）
	料金：	無料
	対応プレーヤー：	RealPlayer
	配信帯域：	56kbps、500kbps、1Mbps

「秋葉原のロケ中、スーツ姿の自分に誰も気づかなかった時は正直へこんだ」という宮迫	12時からの記者会見で「まだ寝ぼけ気味」と語る蛍原

共演のペース・ウー。撮影済みのシナリオでは今のところ「ウー」しかセリフがないという

□リフト
http://eyeball.nifty.com/lift/
□関連記事：@nifty、P2P型のビデオチャットサービス「EyeballパティオLite」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/21/nifty.htm
□@nifty
http://www.nifty.com/
□ファンダンゴ
http://www.fandango.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/09/24 13:38